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蓄電池

【コンパクト蓄電池】ニチコン新型ハイブリッド蓄電システムE1【後からV2Hを増設可能】

 

 

今回は、ニチコンの新型ハイブリッド蓄電システムE1シリーズを紹介いたします!

 

 

 

V2H増設する方への注意点

 

早速ですが、この新型ハイブリッド蓄電システムの導入を検討している方に注意点から紹介します。

 

この新型ハイブリッド蓄電システムは、E1パワコンを中心に、太陽光パネル、蓄電池、切替開閉器、分電盤から構成され、あとから、新型EVパワーステーションを増設できることが特長の1つです。このV2Hシステムを増設すると、機器の構成から、同じニチコンから発売されているトライブリッドシステムのように動作すると考えてしまいます。しかし、実際にはトライブリッドシステムと新型EVパワーステーションの動作には違いがあります。

 

 

トライブリッドシステムは、太陽光発電した電気をトライブリッド経由で直流のまま電気自動車へ充電することができます。しかし、新型EVパワーステーションは単機能タイプのV2Hシステムで、太陽光発電した電気をE1パワコン、分電盤、V2Hのパワーユニットを経由するため、太陽光発電した直流の電気を交流へ変換し、再度直流へ変換して充電します。1回の変換あたり5%~10%の電力ロスが発生します。

 

つまり、太陽光発電した電気を有効活用するという観点からみるとトライブリッドシステムの方が有益です。この新型ハイブリッド蓄電システムを導入してから、新型EVパワーステーションの増設を検討する方は、この変換ロスに注意してください。

 

 

これを踏まえたうえで、ニチコンの新型ハイブリッド蓄電システムの特長を紹介していきます!

 

 

 

外観・デザイン

 

まず、新型ハイブリッド蓄電システムを構成するパワコンと蓄電池ユニットの外観について紹介します。ニチコンの蓄電池といえば、少し前まではパワコンと蓄電池ユニット、切替盤が一つの筐体に入っているこのように大きな蓄電池のイメージでした。ピアノ運送業者でないと運べないほどの重さがありました。

 

 

 

 

最近ではトライブリッドシステムでパワコンと蓄電池ユニット、切替盤が別となり、特に蓄電池ユニットはかなりコンパクトになりました。

 

 

 

 

ただ、トライブリッドパワコンは1台で太陽光発電、蓄電池、V2Hをコントロールするため、パワコン1台でもかなり大きく、壁付けするのに重さが44kgもありました。

 

 

 

 

今回の新型ハイブリッド蓄電システムのパワコンは、今までのイメージを大きく変えるコンパクトさで、横幅が約45cm、高さが約55cm、奥行が約20cm、重さは20kgになりました。ガス給湯器とほとんど変わらない大きさで、見た目も若干似ているので見間違えるかもしれませんね。蓄電池ユニットは、7.7kWhと9.7kWhの2つがあります。7.7kWhの蓄電池ユニットは、横幅が約45cm、高さが約85cm、奥行が約30cm、重さは73kgです。9.7kWhの蓄電池ユニットは、横幅が約45cm、高さが70cm、奥行が約30cm、重さは87kgです。蓄電池ユニットも非常にコンパクトです。設置する機器は、屋外にパワコンと蓄電池ユニット、屋内に切替盤の3つだけなので、取り付ける機器が少ないこと、その機器も非常にコンパクトなので、景観を気にされる方にオススメの蓄電池です。

 

 

 

 

機能面

 

次に機能面について紹介します。

 

ニチコンの新型ハイブリッド蓄電システムは、その名の通りハイブリッドタイプの蓄電システムです。ですので、太陽光発電した電気を直流のまま蓄電池に充電することができる変換ロスの少ないシステムです。電気自動車への充電は交流と直流の変換が2回ありますが、蓄電池への充電は変換なく直流のまま行います。

 

そもそも、ハイブリッドタイプとは何かというと、蓄電池には大きく単機能タイプとハイブリッドタイプに分かれています。単機能タイプは、太陽光発電用のパワコンと蓄電池用のパワコンがそれぞれ別で必要なシステムで、太陽光発電した直流の電気を蓄電池に充電するために、太陽光発電用のパワコンで交流に変換してから、さらに蓄電池用のパワコンで直流に変換します。そのため、変換ロスが多いシステムです。ハイブリッドタイプは、太陽光発電用のパワコンと蓄電池用のパワコンが一体となった蓄電システムで、太陽光発電した直流の電気を直流のまま蓄電池に充電します。そのため、変換ロスが少ないシステムです。

 

 

また、停電時はおうちまるごとバックアップしてくれる全負荷タイプなので、停電になってもいつもと同じようにコンセントから電気を使うことができるため、普段とかわらない生活を過ごすことができます。ただ、蓄電池にも容量があり、使いすぎて蓄電池残量がなくなれば停電となります。停電時はできるだけ節電する意識をもって過ごしていただきたいです。

 

 

 

蓄電池ユニット2つから選択可能

 

次に、新型ハイブリッド蓄電システムは、蓄電池ユニットを7.7kWhと9.7kWhの2つから選択することができます。実際に使用できる実効容量は、それぞれ6.8kWhと8.6kWhです。平均的な家庭における使用電力試算値430W/hで算出すると、7.7kW蓄電池ユニットは約15時間、9.7kWh蓄電池ユニットは約20時間、電化製品を使用することができます。当社での販売実績からいうと、同じくらいの容量であるアイビス7を導入した方から「もう少しだけ容量がほしかった」という声が多かったため、7.7kWhでは物足りないと感じる可能性が高いです。一方で、オムロンのマルチ蓄電プラットフォーム9.8kWhを選んだ方からは、そのような声はなく、データを確認しても比較的上手に電気代削減しているように感じています。予算に余裕があるなら9.7kWhをぜひ選んでいただきたいです。

 

また、2つの蓄電池ユニットの違いは容量だけでなく、パワコンからの出力も異なります。パワコンの最大出力は5.9kWですが、これは太陽光発電単独で5.9kW以上発電しているか、太陽光発電と蓄電池の放電あわせて5.9kW以上の場合です。雨の日や、夕方以降で太陽光発電しなくなり蓄電池からの出力のみになると、7.7kWh蓄電池ユニットは蓄電池からのパワコン出力が最大4kWとなります。9.7kWh蓄電池ユニットは5.9kWとなります。これは停電時も同じで、蓄電池のみでまかなうことができる電力の量と一度に使える消費電力がかわります。

 

 

 

 

 

増設可能

 

たまに、蓄電池やV2Hシステムはすぐに設置するつもりはないけど、いつでも増設できるようなシステムにしておきたいという方もいらっしゃいます。そのような方は、太陽光パネルとこのハイブリッドパワコンE1のみで太陽光発電システムだけ設置してもかまいません。今は必要ではなくても、将来蓄電池が必要にときに蓄電池ユニットを、EVを購入されたときにV2Hシステムをそれぞれ設置することも可能です。

 

 

 

 

モニターがオプション

 

そして今までは、ニチコンの蓄電池システムを導入すると、こちらの室内リモコンが必須で、こちらでのみ太陽光発電と蓄電池の状態をモニタリングしたり、設定変更していました。今回の新型ハイブリッド蓄電システムでは、モニターは必須ではなく、専用アプリによるモニタリングや設定が基本となります。モニターはオプションという扱いとなりました。モニター設置のために、家の壁に穴をあけたくないという方も増えてきたため、選択肢が増えることはメリットです。ただ、専用アプリは自宅の外からは操作できません。蓄電システムをご自宅のLAN環境に接続しますが、専用アプリはそのLAN環境の範囲でのみ操作することができます。

 

 

 

 

 

ニチコンオーナーズ俱楽部

 

次に新型ハイブリッド蓄電システムのサービスについて紹介します。ニチコンの製品を導入したらニチコンオーナーズ俱楽部へ登録します。登録料は無料です。オーナーズ俱楽部のサイトではマイページからこのように電力量データを確認することができます。

 

 

 

 

また、オーナーズ俱楽部のサイトを通して、見守りサービス、気象警報と早期中情報自動制御、AI自動制御のサービスを申請することができます。これらサービスも無料で申請することができます。見守りサービスは、お客様が安心して蓄電システムをご利用いただけるように蓄電システムを見守りサービスです。蓄電システムのエラー発生状況を見守るだけでなく、機器のソフトウェア更新や今後の新しいサービスをネットワーク経由で提供できます。

 

気象警報と早期注意情報自動制御は、お住まいの地域気象警報や早期注意報が発表されたら、自動で蓄電システムを充電して停電に備えるサービスです。AI自動制御は、翌日の「天気予報」、「発電量」、「電力使用状況」を予測して、「余剰電力量」を算出し、卒FITユーザー向けに最適な蓄電システムの運転設定を自動で行います。ただ、最適な運転設定といってもAI自動制御を申し込むと夜間の充電時間が夜中の1:00~7:00に固定されてしまいます。ニチコン製品のAI自動制御はすべて同じですので、導入前に料金プランを確認してください。

 

 

デメリット

 

最後に、今回紹介したニチコン新型ハイブリッド蓄電システムのスペック表とあわせて、デメリットを紹介します。

 

 

 

 

この新型ハイブリッド蓄電システムのデメリットは、パワコンへ入力できる回路数が3回路というところです。太陽光パネルを7,8kW以上設置するシステムではすべてのパネルをこのパワコン1台に接続することができません。大容量の太陽光発電システムの導入を検討している方は、回路数が4回路あるトライブリッドシステムなどをご検討ください。

 

また、蓄電池の寿命であるサイクル数は非公表となっています。15年で蓄電池容量50%の保証がありますので、20年程度と考えていただくといいでしょう。

 

 

まとめ

 

今回は、ニチコンの新型ハイブリッド蓄電システムE1シリーズを紹介いたしました。非常にコンパクトな蓄電システムですので、これから蓄電池の導入を検討している方は、ぜひ候補の1つにしてください。

 

蓄電池選びでこんなことに悩んでるという方は気軽に連絡ください。

 

 

 

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