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蓄電池

【EP CUBE】カナディアンソーラーのハイブリッド蓄電池の基本性能や仕様、特長を解説

 

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今回はカナディアンソーラーから発売されるハイブリッド蓄電システム「EP CUBE」を紹介します! ハイブリッド蓄電システムとは、太陽光発電用のパワーコンディショナ、通称パワコンと蓄電池用のパワコンが一体となった蓄電システムです。太陽光発電用のパワコンと蓄電池用のパワコンがそれぞれ必要な単機能蓄電システムと比べると、太陽光発電や蓄電池の充放電する直流の電気と、家庭で使用する交流の電気を変換する回数が少なくなるため変換ロスがなく、太陽光発電した電気を効率よく利用できるのが特長です。

 

この「EP CUBE」は、今まで家庭用蓄電池ではなかった黒に近いダークグレー色を採用しています。ご自宅の外壁の色によっては目立ちにくいので景観を気にされる方にはオススメです。また、見た目がスタイリッシュというだけでなく、性能も非常に高いです。今回は、「EP CUBE」の基本性能や特長を説明させていただきますので、蓄電池の導入を検討中の方は候補の1つにしてください!

 

 

 

 

 

本体外観と機器構成

 

まずは気になる本体の外観と機器構成について紹介します!蓄電池本体の幅は60cm、奥行きは約25cmと非常に薄いです。高さは蓄電池の容量によってかわります。蓄電池の容量は6.6kWh、9.9kWh、13.3kWhの3つがあり、6.6kWhは約100cm、9.9kWhは約120cm、13.3kWhは約140cmです。

 

本体一番上の①がパワコンで、一番下の③が土台となるベースです。その間に1つが3.3kWhの蓄電池ユニットがあります。2つで6.6kWh、3つで9.9kWh、4つで13.3kWhという感じです。パワコンが本体に構成されているため、この本体とは別に、外壁に他の機器を取付ける必要がなく、屋外に設置するのはこの本体のみとなります。屋内には全負荷用切替分電盤と、オプションであるカラーモニターを設置します。

 

 

 

 

 

出力

 

基本性能と仕様はこのようになっています。パワコンの出力は通常時、停電時ともに5.9kWです。

 

出力とは、どれくらいの電化製品を同時に使うことができるかを表す値です。200Vの電化製品も対応伊できるのでIHクッキングヒーターも使うことができます。IHクッキングヒーターでは一口最大3kW以上の消費電力になるので、停電時にも他の電化製品を使いながらIHクッキングヒーターも無理なく使うことができます。ただ、同時にたくさん電化製品を使えば、蓄電池の電気の減りもその分早くなりますので、節電の意識はしっかりもって使ってください。

 

 

 

入力回路数

 

MPPTの入力回路数は4つで、寄棟の4方向の屋根に太陽光パネルが設置してあっても枚数制限を除いて、すべて接続することができます。例えば、東面と南面などの違う屋根方向のパネルを1つの入力回路に接続すると、発電出力が小さな面に引っ張られてしまうため、パネル配置とパワコンの入力回路には注意が必要です。

 

 

 

リン酸鉄リチウムイオン

 

また、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているためサイクル数は12,000以上で長寿命です。ただ、リン酸鉄リチウムイオン電池は寒さに弱いため、蓄電池動作温度範囲は-20度~+50度までとなっていますが、氷点下になると充電動作をしなくなります。冬場に0度以下になる地域の方はあまりオススメできないです。

 

 

 

蓄電容量

 

蓄電池の容量は、先ほども話したように、6.6KWh、9.9kWh、13.3kWhの3つから選ぶことができます。太陽光発電の余剰電力量や停電時に必要な容量などを考慮して、ご家庭に最適な容量を選ぶことができます。ただ、「EP CUBE」はあとから増設することができないところがデメリットです。とりあえず9.9kWhにしてあとからもう1つ蓄電ユニットを増設して13.3kWhにすることはできませんので、ご注意ください。

 

 

 

 

 

運転モード

 

運転モードは、蓄電優先モード、売電モード、グリーンモード、スマートモードの4種類があります。蓄電優先モードは、蓄電池を常に満充電に維持して、停電に備えて待機するモードです。

 

売電モードは、固定価格買取制度FIT期間中に太陽光発電した余剰電力の売電を優先して、蓄電池の充放電は、割安な夜間電力のみで運用するモードです。

 

 

 

 

グリーンモードは、太陽光発電した余剰電力を蓄電池への充電に優先させて運用するモードです。夜間電力の充電はしません。

 

 

 

 

スマートモードが、太陽光発電した余剰電力を蓄電池へ充放電して、さらに割安な夜間電力も充放電する1日2サイクルで運用するモードです。

 

 

 

 

 

モニタリングアプリ・クラウドサービス

 

続いて、モニタリング機能です。「EP CUBE」のモニタリングはこのようなアプリから確認することが基本となります。オプションで専用モニターも設置することができます。アプリからは太陽光発電と蓄電池の状況確認や運転モードの設定など、操作や遠隔監視が可能です。

 

 

 

 

 

まとめ

 

今回はカナディアンソーラーから発売されるハイブリッド蓄電システム「EP CUBE」を紹介しました!今までなかった黒に近いダークグレー色が特長的ですが、スタイリッシュというだけでなく、性能も非常に高いです。これから蓄電池の導入を検討中の方は候補の1つにしてください!

 

蓄電池のことでこんなことを知りたいよ!蓄電池選びでこんなことに悩んでるよ!という方は、質問を受け付けているので気軽に連絡ください。

 

 

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