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今回は、こちらのダイヤゼブラ電機のアイビス7や長州産業のスマートPVプラスを導入していて、停電対策を強化したい方に向けて、ダイヤゼブラ電機から発売されている「アイビス7 from V」を紹介いたします!
気候変動などにより自然災害に伴う停電が増えています。弊社でも、停電対策としての太陽光発電システムや家庭用蓄電池、V2Hシステムを紹介していますが、価格が非常に高く、簡単に導入できる設備ではありません。特にV2Hシステムを導入するということは電気自動車を持っていることが条件となります。現在、太陽光発電と蓄電池を導入しているけど、そこへさらにV2Hと電気自動車を導入するとなると非常に高いハードルとなります。
「アイビス7 from V」は、ダイヤゼブラ電機のアイビス7や長州産業のスマートPVプラスが導入されていることが前提となる商品となりますが、停電時に電気自動車以外の100V 1500Wのコンセントがある自動車でもおうちに電気を供給することができます。停電時対策を強化したい方や、これから太陽光発電や蓄電池の導入を検討している方もぜひ参考にしてください!
アイビス7 from Vの外観とシステム図
まず、「アイビス7 from V」の外観はこちらです。「外部給電アダプタ」という機器を外壁に取付ます。幅337mm、高さ429mm、奥行93mmです。ものとしてはこれだけで、この「外部給電アダプタ」を既設のアイビス7の蓄電池へケーブル接続します。
このシステム図からもわかるように、自動車の100V1500Wの電気は「外部給電アダプタ」と、既設の全負荷蓄電池システムを介して分電盤へ供給されるため、自動車の電気をいつもと同じおうちのコンセントから電気を使うことができます。「外部給電アダプタ」への最大入力電力は1500Wで、最大出力1400Wです。「外部給電アダプタ」を通る最大変換効率94%で、6%程の変換ロスが発生します。
アイビス7 from Vの使い方
使い方は簡単で、停電になったら付属の専用ケーブルで、「外部給電アダプタ」と車両の100V1500Wのコンセントをつなぎます。ケーブルをつなぎ終えたら、車からAC電源を出力します。AC電源の出力方法は車種によって異なりますが、ほとんどは車両のPOWERボタンを押すだけです。
導入の際の注意点
最後にアイビス7 from Vの注意点を紹介します。
まず1つ目は運転状態の確認方法です。運転状態は外部給電アダプタの底にある表示LEDで確認します。アイビス7のアプリや専用モニターからは運転状態を確認することができませんのでご注意ください。また、自動車からどれくらいの電力が放電されているかは、アプリや専用モニターで確認できる太陽光発電または蓄電池放電に加算されて表示されます。自動車単体からの電力は確認できません。
外部給電アダプタの底はこのようになっていて、LEDが緑の点灯の場合は、「入力電力500W以上の状態で運転中」を示します。LEDが緑の点滅の場合は、「起動準備中、もしくは入力電力500W未満の状態 で運転中」を示します。LEDが緑の点滅の場合は、「エラー発生中」示していて、自動での復帰機能することがあります。LEDが緑の点灯の場合は、「故障中」を示しています。赤いLEDの点滅が続いたり、点灯したら、販売店へご連絡ください。
2つ目は、停電時しか使用できないことです。この機器は、系統連系規程上の補助入力装置に相当し、停電中のみ使用が認められています。連系運転時、つまり通常時にはご使用になれませんのでそれを前提でご購入ください。
まとめ
ダイヤゼブラ電機の「アイビス7 from V」の紹介は以上です。すでに、ダイヤゼブラ電機のアイビス7や長州産業のスマートPVプラスを導入していて、停電中しか使用できないという制限が多い停電対策のシステムではありますが、自動車からの電気をいつものコンセントから使用できるというのがメリットです。停電時に使える電気を増やして、より安心感、安全性を確保したいという方は、ぜひ導入を検討してみてください!
太陽光発電システムや家庭用蓄電池選びでこんなことに悩んでいるという方は、気軽に連絡ください。
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