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蓄電池

【2024年オススメ家庭用蓄電池】人気3機種の特長やメリットとデメリットを紹介

 

 

 

 

今回は、2024年オススメの家庭用蓄電池3機種を、オススメ理由や特長と合わせて紹介します!それぞれのメリットやデメリットも紹介しますので、これから家庭用蓄電池の導入を検討している方は、ぜひこの動画を蓄電池選びの参考にしてください!

 

 

 

オススメ蓄電池①ニチコン T3

 

 

2024年オススメの家庭用蓄電池の1つ目は、ニチコンT3です!2023年にもオススメの蓄電池として紹介させていただきました。この蓄電池の最大の特長は、太陽光発電、蓄電池、V2H、3つをトライブリッドパワーコンディショナでコントロールするところです。

 

ニチコンT3のメリットは、まず、蓄電池ユニットが4.9kWhと7.4kWhの2種類あり、それぞれ2台まで設置することができます。また、基本は屋内設置ですが、屋外設置用ケースをつけることで、屋外設置することもできるなど、様々な蓄電容量や設置環境に対応できます。

 

 

 

トライブリッドパワコンと蓄電池を先に設置して、V2Hを後から増設することが可能ですし、逆にトライブリッドパワコンとV2Hを先に設置して、後から蓄電池を増設することも可能です。

 

 

 

 

太陽光発電した電力を直流のまま蓄電池やEVに充電できるため変換ロスなく効率的に電力を使うことができます。

 

ニチコンといえば、わかりやすい専用カラーモニター付きで、発電量、蓄電池の残量、消費電力量と買電、売電量を見ることができるなど、現在の電気の流れも確認できるため、使用状況を把握することができます。

 

翌日の天気予報によって夜間電力の充電量を調整してくれるAI機能や、台風が近づいて停電の可能性があり、大雨や暴風警報などの気象警報が出されたときに、蓄電池の残量を使わずにキープしてくれるAI機能も搭載されています。ただし、AI機能を使用する場合は蓄電池とEVの充電時間は1:00~7:00に固定されてしまうといった仕様になっています。例えば、東京電力のスマートライフプランの夜間電力の時間帯は1:00~6:00ですので、6:00~7:00は蓄電池やEVの電気を使うことができませんので、ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

ニチコンT3のデメリットは、蓄電池を屋外に設置する際に使用する屋外設置用ケースが地味に高いところです。V2HもV2Hポッドを設置するための専用ポールが思ったより高いです。

 

また、デメリットではありませんが、太陽光発電、蓄電池、V2Hの3つを組み合わせるシステムは非常に複雑で、設定項目も増えますし、こういうときどうやって動くんだろう?何が優先されるんだろう?という疑問がたくさん出てきます。高価な買い物ですので、導入を検討する際はそういった疑問をしっかり解決してからをオススメいたします。

 

最新情報として、ニチコンから新しくE1パワコンと蓄電池、EVパワーステーションが発売開始されました。これらの組み合わせでトライブリッドT3のようなシステム組むことができ、かつ導入価格を抑えることができます。ただ、トライブリッドT3と大きく異なるところは、太陽光発電した電力を直流のまま蓄電池へ充電できるものの、V2Hを介してEVへ充電する際は、「直流→交流→直流」と変換があるため、その分の電力損失が発生するところです。そのため、太陽光発電した電力を効率良く使いたい場合はトライブリッドT3をオススメいたします。

 

 

 

 

 

オススメ蓄電池②HUAWEI LUNA2000

 

 

2024年オススメの家庭用蓄電池の2つ目は、HUAWEIのLUNA2000です!この蓄電池も2023年にオススメの蓄電池として紹介させていただきました。

 

業界で最も蓄電池ユニットが薄いため、省スペースでも設置することがメリットです。そのほかに、サイクル数は業界トップクラスの12,000サイクルで、低温になると充放電動作が遅くなるリン酸鉄系のリチウムイオン電池ですが、ヒーターを内蔵しており、-20℃になる地域でも設置することができます。

 

具体的な販売価格は個別の見積もり対応でしか言えませんが、私の知る中で最も安い蓄電池システムです。

 

モニタリング用の専用アプリは、電気の流れから利用状況の把握がしやすく、太陽光発電した電気のうち自家消費と売電の割合、おうちで消費している電気のうち、太陽光発電した電気と買電したる電気の割合など、どれだけ節電できているかがわかりやすいので、導入後の満足度が高い蓄電池です。発売当初はモニタリングの情報はリアルタイムでなく、20,30分程度のラグがありましたが、現在はほぼリアルタイムで表示されるようになっています。また、これらのデータはお客様だけでなく、販売店も同じように遠隔で確認できるため、不具合があったときの情報共有が早いです。

 

 

 

 

デメリットは、パワコンの入力回路数が2つと少ないところです。南・東・西の3方向以上に太陽光パネルを設置してあるご家庭ではすべての太陽光パネルを接続することができません。パネルを設置している面が2方向までの屋根に限定されてしまいます。また、他メーカーのハイブリッドパワコン出力として5.5kW~6.0kWが多い中で、HUAWEI蓄電池のパワコン出力は4.95kWなので少し低いです。約7kW以上の太陽光パネルを導入する際は、パワコンを2台にする必要があります。

 

その他に、蓄電池の設定をお客様自身で設定することができません。管理者アカウントをもった設置業者や販売店しか設定変更をすることが基本的にはできないため、アフターフォローをしっかりしてくれる販売店と契約する必要があります。

 

最新情報として、EMMAと呼ばれる、天気予報や過去の電気使用量、発電量データなどを参照して、発電収益効果を上げるAI機能を2024年内に搭載予定で、現在は実証実験中です。このAI機能は効果によっては有料になる可能性もあるとのことです。正式なリリースがありましたら、また紹介させていただきます。

 

その他に、2024年内に新型ハイブリッドパワコンが発売予定で、今まで別となっていたトランスユニット、スマートロガーがパワコンに一体となっています。先ほどの、デメリットであげた入力回路数が2つから3つになり、南・東・西の3方向に太陽光パネルを設置してあるご自宅の屋根にも対応することができるようになります。また、今までパワコンの起動電圧が100Vであったため、パワコンの入力回路1つに太陽光パネルを約3枚以上設置しないといけませんでしたが、起動電圧が35Vまで下がったため、約1枚からの接続でも設置することが可能になります。

 

 

 

 

 

オススメ蓄電池③カナディアンソーラー EP CUBE

 

2024年オススメの家庭用蓄電池の3つ目は、カナディアンソーラーのEP CUBEです!今まで家庭用蓄電池ではなかった黒に近いダークグレー色を採用しており、非常にスタイリッシュなところが特長です。

 

EP CUBEのメリットは、何と言っても屋外に設置する機器がパワコン、バッテリーが一体となったこちらの機器の1つで、しかも厚さが約25cmと薄いため、省スペースでも設置することができます。また、すべて性能が業界トップクラスで非の打ち所がない蓄電池です。

 

アプリはこちらのようにシンプルで見やすく、電気の流れなど利用状況の把握がしやすいです。オプションのカラーモニターも近未来的で全画面タッチパネルでめちゃくちゃカッコイイです!2024年内には天気予報や気象警報との連携AI機能が搭載予定で、すでに導入している方もアップデートで利用できるようになります。

 

 

 

 

EP CUBEのデメリットは、4月13日現在、パワコン内に接続する有線LANポートに不具合があり、無線LANでしかご自宅のルーターと接続することができないところです。また、2023年7月発売予定でしたが、2024年1月から少しずつの出荷となり、導入実績件数はまだ多くなく、このようなことが落ち着くまでもう少しかかります。もう1つ4/13時点でJET認証取得とSii登録が未実施のため、補助金対象機種になっていません。補助金活用を前提で導入を検討している方はもう少し待っていただく必要があります。

 

 

 

 

 

まとめ

 

今回は2024年オススメの蓄電池を3機種紹介させていただきました!それぞれのメリットやデメリットを紹介しましたので、品質が高く、長く使えて、自分のこだわりにあった蓄電池を選ぶ際の参考に少しでもなれば嬉しいです!

 

また、ライフスタイルにあった機種の提案や電気料金プランの紹介など、トータルサポートも実施しています。蓄電池選びで困っていることや当社へご興味のある方は気軽に連絡ください。

 

 

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