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太陽光発電
今回は、ハンファジャパンから日本市場向けに新しく発売された小型太陽光パネル「Re.RISE 230W」について紹介します!
海外メーカーの太陽光パネルは、発電効率が高く、価格が安いのがメリットです。ただし、パネル1枚の大きさが国内メーカーのものより大きいため、屋根のサイズによっては効率的に設置できない場合があります。
しかし、ハンファジャパンが今回発売した「Re.RISE 230W」は、容量が小さいことからもわかるように1枚の大きさが小さいパネルですので、寄棟屋根など面積が少ない屋根にも多くの容量を設置できるコンパクトな太陽光パネルです!
ハンファジャパン株式会社とは
ハンファジャパンについては、Qセルズの高効率N型太陽電池パネル「Q.TRON」を以前の動画で紹介しました。ハンファジャパンといえば「Qセルズ」という名前で有名ですが、これは太陽電池モジュールのブランド名です。
太陽光パネルメーカーの1つであるハンファジャパンは、世界710ヵ所の拠点を持ち、再生可能エネルギー関連事業をはじめ、化学品、鉄鋼、機械・設備、自動車部品、IT関連機器など、多部門にわたる事業を展開しています。2011年から日本の太陽光事業に参入し、2023年には、国内の総売上は632億円、日本向けの太陽電池パネル出荷量累計7.5GW、住宅用販売棟数15万棟を達成しています。国内の営業拠点は5ヵ所、販売店も1,800社にのぼります。毎年飛躍的にシェアを伸ばし、2017年には外資系太陽電池モジュールメーカーとして初めて国内出荷シェア第一位を獲得、2023年には新築住宅におけるシェアも第一位を獲得しました。
ハンファジャパンは、Qセルズの販売で培ったネットワークや知見を活かしながら、日本市場向けに特化した製品やサービスを提供するべく、設立40周年を迎えるタイミングで新たなブランド、今回紹介する「Re.RISE」を立ち上げました。
Re.RISEの仕様
Re.RISE 230Wの性能を見てみましょう!Re.RISE 230Wの大きさは、横幅1,134mm、縦幅977mmで、非常にコンパクトです。
モジュール変換効率は20.8%です。通常、小型の太陽光パネルは変換効率が標準型よりも下がってしまう傾向ですが、小型でも20%以上あれば、効率的に太陽光を電力に変換できることが期待できます。重さは13.0kgです。製品保証は12年、出力保証は25年と、長期間の保証がついています。
特に注目すべきは、長期間の性能保証です。他社と比較してもRe.RISEには大きなメリットがあります。例えば、初年度の保証値ですが、A社とB社が90%なのに対して、Re.RISEは98%を保証します。さらに、2年目から25年目の期間についても、Re.RISEは毎年0.55%の出力低下を下限に出力を保証します。そのため、25年目の保証値はA社が80%であるのに対し、Re.RISEは84.8%を保証します。
特長
Re.RISEの最大の特長は、寄棟屋根でも大容量のパネルを設置できるところです。
例えば、Q.TRON 430Wのパネルを寄棟屋根へ設置すると20枚の8.6kWしか設置できない屋根でも、Re.RISEの230Wなら39枚の8.97kW設置することができます。同様に、複合寄棟屋根で16枚の6.64kWしか設置できない屋根でも、Re.RISEの230Wなら31枚の7.13kW設置することができます。
まとめ
今回は、世界トップクラスの太陽電池モジュールメーカー「Qセルズ」を展開するハンファジャパン株式会社から、2024年6月から発売された日本市場向けの太陽光パネル「Re.RISE」の230Wを紹介しました。
東京都の補助金事業では「優れた機能性を有する太陽光発電システムの認定製品」に該当し、1kWあたり2万円の補助金額の上乗せがあります。寄棟屋根で太陽光パネルの選択肢が少なくて困っていた方は、ぜひRe.RISE 230Wの太陽光パネルを候補に入れてみてください!
今回のハンファジャパンのRe.RISE 230Wの太陽光パネルに関する質問や見積りも受付けているので、もっと詳しいことが知りたい方はお気軽に連絡ください。
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