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太陽光発電
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当社では、太陽光発電や蓄電池などを設置していただいたお客さまのところへ定期的にお伺いしています。中には太陽光発電を設置してから10年以上経ち、固定価格買取制度FITが終了した後、パワコンが壊れてそのままにしている方がいました。
その方にパワコン交換を勧めると、一ヶ月あたりの売電収入は700円くらいだし、パワコンの交換にも費用がかかるからもうそのままでいいかなと言います。必ず交換してくださいとは言いませんが、太陽光発電を導入したり、パワコン交換したりする際に、売電収入だけで判断してはいけません!
太陽光発電の経済メリットは大きく4つあります。今回はそれら経済メリットを紹介しますので、これから太陽光発電の導入を検討している方や、パワコンが壊れちゃったという方は、考慮して検討してみてください!
太陽光発電の経済効果4つのメリット
太陽光発電の経済効果を考えるうえで、メリットとなる項目はこれら4つです!
自家消費による電気代削減額
太陽光発電している時間に、おうちで使っている電力は太陽光発電した電力を使っています。ですので、今までお昼に電力会社から買っていた電力量の分、節約することができます。
売電収入
太陽光発電した電気をおうちで使った余り、つまり余剰電力を電力会社へ売電します。長期的な経済効果をみたい場合は、固定価格買取制度FIT期間中と終了後で売電単価が異なるので、その違いを考慮してみてください。
再生可能エネルギー発電促進賦課金
通称、再エネ賦課金は電力会社から電力を買う際に、1kWhあたり2020年度は2.98円支払います。太陽光発電した電気を自家消費した分、電力会社から買う電力量を削減できますので、この再エネ賦課金を支払う金額も節約することができます。
電気料金プラン変更による電気代削減
今までは使った電力量に応じて段階的に電力単価がかわる従量電灯プランでしたが、太陽光発電システムを導入するおうちのほとんどは、昼間の電力単価が高く、夜間の電力が安い、時間帯別電気料金プランに変更します。昼間は太陽光発電した電力を使って、夜間はこの安い電力を使うことができるため、その分、電気代を節約することができます。
太陽光発電システムを導入するうえでこれら4つの経済メリットをしっかりと把握するのはもちろん、デメリットとして、もちろん導入コストがかかります。投資としての太陽光発電は、昔よりうま味がなくなってきていますが、太陽光発電の設備費用が下がって導入しやすくなったり、発電効率が良くなってきたこと、太陽光発電出力やパワコン出力の保証期間は長くなってきているなど、住宅設備として20年、30年と長期にわたって電気代を削減できる効果は十分にあります。
まとめ
太陽光発電を導入する経済メリットは、余剰電力の売電収入金額と自家消費による電気代削減、再エネ賦課金の金額、さらには電力会社の料金プランを従量電灯プランから安い深夜電力のある時間帯別料金プランへの変更による電気代削減の4つの項目で考える必要があります。
また、具体的な数値で評価することが難しいですが、太陽光パネルを屋根に設置するだけで遮熱板としても機能します。夏は屋根の表面温度を下げ、冬は熱が逃げにくくなります。これから太陽光発電の導入を検討している方や、パワコンが壊れちゃったという方は、是非これらの効果を考慮して検討してみてください!