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太陽光発電

【人気機種徹底比較】マキシオンとハンファジャパンQセルズのQ.TRONの太陽光パネルはどっちを選ぶべき?

 

 

今回は、人気の高い太陽光パネル、マキシオンとハンファジャパンの「Q.TRON」を徹底的に比較していきます!

 

これから太陽光発電を検討している方、どちらを選ぶべきか迷っている方にとって、とても役立つ情報をお届けします。それでは、いきましょう!

 

 

 

太陽光パネルラインナップ

 

まずは、各メーカーのラインナップを見てみましょう!マキシオンは、400Wの1種類の太陽光パネルを提供しています。シンプルなラインナップで、選びやすいというメリットがあります。

 

一方、Q.TRONは、430Wと285Wの2種類のパネルを揃えており、この2つを組み合わせることが可能です。屋根の形状やサイズに応じて、Q.TRONの2種類のパネルを柔軟に組み合わせることで、より効率的に設置することができます。

 

特に、限られたスペースに最大限の容量を設置したい場合、Q.TRONの方が有利かもしれません。例えば、大きな屋根には430W、小さな隙間には285Wのパネルを配置することで、設置面積を最大限に活かすことができます。

 

 

 

 

 

変換効率

 

次に、各パネルの変換効率について見ていきましょう!マキシオン400Wは22.6%の変換効率を誇ります。これに対して、Q.TRON430Wは22.0%、285Wは21.6%となっています。数字だけを見ると、マキシオンがやや優れているように見えますが、変換効率の数値だけに注目するのは注意が必要です。

 

変換効率とは、1㎡あたり1000Wの光エネルギーをどれだけ電気に変換できるかを示す数値です。実際には、パネル1枚あたりの最大出力をパネルの面積で割った値となるため、必ずしも変換効率だけが設置計画の決定要因ではありません。

 

最も重要なのは、ご自宅の屋根にどれだけの容量を設置できるかを確認することです。効率だけでなく、屋根の面積や形状、さらには設置環境を考慮して最適な選択をすることが求められます。

 

 

 

 

 

保証

 

次に、保証内容について比較してみましょう。

 

マキシオンの出力保証期間は40年と、業界でも最長クラスです。この長期保証は、長期間にわたって高いパフォーマンスを維持できる自信の現れとも言えます。また、システム保証は最大で20年と、こちらも非常に手厚い内容です。Q.TRONの出力保証は25年、システム保証は15年となっています。こちらも十分に長期間の保証が提供されていますが、マキシオンの保証期間には及ばない点が特徴です。

 

さらに、太陽光発電システムにおいて、最も早く故障する可能性がある機器はパワーコンディショナです。パワコンは、発電された直流電力を家庭で使用できる交流電力に変換する重要な役割を持っていますが、一般的に10年~15年の間に故障することが多いと言われています。そのため、太陽光発電の出力保証期間内に少なくとも1回はパワーコンディショナの交換が必要になることが予想されます。この観点から考えると、システム保証が20年のマキシオンは、パワーコンディショナの交換費用も保証対象となるため、お客様の交換費用の負担が少ない可能性が高いです。

 

一方、システム保証が15年のQ.TRONでは、保証期間外に交換が必要になる場合、費用は自己負担となるリスクがあります。このため、長期的な安心感を求める場合、マキシオンのシステム保証の方が有利だと言えるでしょう。システムを選ぶ際には、初期費用だけでなく、長期的な運用コストも考慮することが重要です。長期保証は、信頼性の指標となるだけでなく、将来的な出費を抑えるための鍵ともなります。

 

 

 

 

 

経年劣化

 

太陽光パネルは長期間使用されるため、経年劣化についても重要な比較ポイントです。マキシオンは、1年目は98.0%の出力を保証し、2年目以降は年間0.25%の劣化率を設定しています。これにより、長期的に高い出力性能を維持することが可能です。

 

さらに、マキシオンはアメリカの国立再生可能エネルギー研究所と協力して、230MWのパワーコンディショナと80万枚以上のパネルを用いた実証実験を行い、8年間の調査で劣化率がわずか0.2%という結果を得ています。この結果は、マキシオンのパネルが、非常に耐久性が高いことを示しています。

 

Q.TRONは、1年目の保証値が98.5%と、こちらも高いパフォーマンスを保証しています。ただし、2年目以降の劣化率は年間0.33%であり、マキシオンよりやや高い劣化率となっています。それでも、Q.TRONも十分に信頼できる性能を持ち合わせており、特に初期段階での高い出力維持が期待できます。

 

 

 

 

 

価格

 

価格面でも比較してみましょう!

 

具体的な価格は個別対応でないとお伝えできませんが、4kWの太陽光発電システムの部材だけで比較すると、マキシオンの太陽光発電システムはQ.TRONのそれよりも約1.5倍高くなる傾向があります。これはマキシオンが提供する長期保証や高い耐久性、また変換効率などが影響していると考えられます。

 

一方で、Q.TRONはコストパフォーマンスに優れており、価格を重視する方にとっては魅力的な選択肢となるでしょう。特にパネルを組み合わせて設置することで、スペース効率も高めることができ、費用対効果を最大化することが可能です。

 

 

 

 

 

 まとめ

 

マキシオンとQ.TRONの両者を比較すると、それぞれに強みがあります。マキシオンは、長期間にわたる保証や耐久性の高さ、そして変換効率の面で非常に優れています。太陽光発電システムに長期的な安心感を求める方にとっては、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。一方、Q.TRONは、設置スペースの柔軟性やコストパフォーマンスの良さが際立ちます。限られたスペースに効率よく大容量のシステムを設置したい方や、初期コストを抑えたい方にとっては、最適な選択肢となるでしょう。

 

最後に私の意見をお伝えします。現在の住宅用太陽光パネル市場では、今回ご紹介したマキシオンとQ.TRONが性能面でも人気面でも非常に高い機種であることは間違いありません。しかし、Q.TRONの出力保証である25年後を考えると、今後ペロブスカイトなどの新しい素材を使った太陽光モジュールが世に出てきます。もしできるだけ早く太陽光発電システムの元を取り、その後の25年後に最新技術のシステムへ切り替えたいとお考えの方には、Q.TRONがおすすめです。コストパフォーマンスが良く、今後の技術進化にも柔軟に対応できる選択肢です。一方で、40年という長期間にわたって高い性能を保ちつつ、安心して長く使用したいという方には、マキシオンが最適だと思います。この長期保証は他に類を見ないもので、長期間にわたって電力を安定して供給してくれる点で、大きな安心感を得られることでしょう。自分のライフスタイルや今後のエネルギー計画に合わせて、ぜひ最適な太陽光発電システムを選んでみてください。

 

当社に興味持っていただいた方や、もっとこんなことを知りたいよ!太陽光発電や蓄電池選びでこんなことに悩んでるよ!という方は、お気軽に連絡ください。

 

 

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