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蓄電池
今回はシャープから2024年10月に発売される新型蓄電池「JH-WB2421」を紹介いたします!現在のシャープ蓄電池は、主に6.5kWh、9.5kWhで大容量としては、6.5kWhを2台にした13kWhまででした。「JH-WB2421」は1台7.7kWhで2台設置して15.4kWhとシャープ史上最も大容量な蓄電池システムにできるところが最大の特長です。今回は「JH-WB2421」の仕様や性能と、特長を解説するだけでなく、改めてシャープ蓄電池のサービスについても紹介いたします。
外観
まずは外観からチェックしてみましょう!みなさん、蓄電池って「デカくて邪魔になるんじゃないの?」と思ったことありませんか?新型蓄電池「JH-WB2421」の蓄電池ユニットの大きさは、横幅が458mm、高さが608mm、奥行きが268mmです。
非常にコンパクトな設計なので、限られたスペースにも設置することができます。実は、従来モデルの少し容量が小さい6.5kWhと比較すると、蓄電池容量が18%アップしているのにも関わらず、体積比では28%も小さくなっているんです!また、重さについても6.5kWhの蓄電池ユニットと比較して6kg軽量化されています。
容量
次に蓄電池の容量について紹介いたします。冒頭でもお伝えしたとおり、「JH-WB2421」は1台7.7kWhで2台設置して15.4kWhとシャープ史上最も大容量な蓄電池システムです。15kWh以上の蓄電池システムでもコンパクトでスリムな蓄電池なので、都市部の狭小地域など限られたスペースでも設置できるのが嬉しいポイントです。
具体的には、蓄電池の奥行き268mmに対して、前面は200mm、背面は70mmの離隔距離、合計で538mmがあれば設置することができます。
また、はじめに蓄電池ユニット1台だけを導入して、容量不足を感じて、もっとほしい!となったらもう1台増設することもできます。ただし、増設は1台名の蓄電池ユニットを設置してから5年以内までなのでご注意ください。
もちろん、大容量になったことで、通常時は太陽光の電気を蓄電池とEVに同時充電し自家消費が積極的に行うことができますし、停電時は、電気自動車に貯めた電気を家で使いながら、蓄電池の充電をすることが可能です。
仕様・性能
その他の性能について従来モデルと比較してみましょう!
シャープの蓄電池はすべてハイブリッドタイプです。また、停電時の動作としては、おうちまるごとバックアップする全負荷タイプが基本となります。停電しても分電盤に電気を供給するため、コンセントの差し替えなしで、家庭内で電気が使えて安心です。エアコンやIHクッキングヒーターなどの200V機器も使うことができます。節電しながら特定の機器を使いたい方は、冷蔵庫の近くなどのあらかじめ決めた専用配線のみに電気を使えるようにして電気の使い過ぎを防ぐ特定負荷にもすることができます。
バッテリーの種類はリン酸鉄リチウムイオンを採用し、耐久性も抜群です!蓄電池の寿命、サイクル数については記載がありませんが、リン酸鉄リチウムイオンですので10,000サイクル以上はあると考えていいと思います。長く安心して使えるのも嬉しいポイントです!設置は屋外でも屋内でも設置することができます。
蓄電池の充放電電力は2kWです。例えば、太陽光発電の出力が5kWで、自家消費1kWの状態だと、余剰電力は4kWですので、蓄電池ユニットが1台のときは、2kWの充電となり、残りの2kWは売電することとなります。
同じ条件で蓄電池ユニットが2台のときは、合計で4kWの充電となるため、売電はしません。
また、太陽光発電しなくなる夕方以降に、自家消費3kWの状態だと蓄電池ユニットが1台のときは、蓄電池からの放電出力は2kWで残りの1kWは買電することとなります。
同じ条件で蓄電池ユニットが2台のときは、合計で4kWの放電が可能となるため、買電することはありません。
接続できるハイブリッドパワーコンディショナ
接続できるハイブリッドパワーコンディショナは、JH-55NF3と40NF2のNFタイプのみです。NFタイプのハイブリッドパワーコンディショナと接続できるということは、EVコンバータと組み合わせて、太陽光発電、蓄電池、電気自動車を3連携して電気を賢くシェアすることができます。シャープのV2Hシステム「JH-WB2301」についてはこちらの動画をご確認ください。
シャープ蓄電池の特長
最後に、新型蓄電池「JH-WB2421」に限らず、シャープ蓄電池全体の特長についても紹介いたします!
みなさん、「COCORO ENERGY」って聞いたことありますか?これ、シャープのHEMSサービスなんです!「COCORO ENERGY」は、太陽光発電システムと蓄電池システムの見守りサービスで、万が一のエラー発生時はスマートフォンに通知してくれます。修理が必要な場合は通知画面から手続きを案内し、24時間365日いつでも申し込み可能です。シャープのサポートがあなたの生活を守ってくれます!また、AIによる制御で、電気代削減のための自家消費率アップや、雷に対応した停電対策機能で経済性と安心を両立できます。
HEMS機能の1つ目は蓄電池AI予測制御モードです。毎日の電気の使い方を学習しながら、翌日の太陽光発電の余剰電力量を予測し、暮らしに合わせて蓄電池の充電をコントロールします。さらに、シャープならエコキュートも同時制御します。2つ目のHEMS機能はAI雷注意報連携です。AIが生活パターンに基づいて停電の間に必要な電力量を予測して、注意報や警報が発令されている間、蓄電池残量をチェックして、必要な電力分だけを自動判断して充電します。要するに、雷が近づいているときにAIが停電に備えて必要な電力を計算してくれるんです。必要量だけを充電するので、経済性と安心を両立しながら停電に備えられます。
3つ目はさらに進んだAI制御「Life Eeeコネクト」です。業界初の太陽光発電と家電が連携し、家電の電気代削減に貢献します。お客様の暮らしに合わせて太陽光発電システムでつくった電気を効率よく家電や住設機器にも活用します。家電メーカーだからこそできる、AIで最適な自家消費・省エネ生活をサポートします。もうAIが私たちの生活をどんどん助けてくれる時代です!
保証
このような性能や機能だけでなく、保証内容が充実しているのもシャープの特長です。他社の場合はシステム構成機器に保証は付いているものの、モニターは1年や2年だけの保証という機種が多いです。シャープでは、モニターも含めたシステム構成機器に、無償で10年の保証が付きます。有償で15年にすることもできます。
まとめ
いかがでしたか?新型「JH-WB2421」、かなり魅力的でしたよね!シャープの技術と信頼性を活かし、大容量かつコンパクトな設計で、さまざまなニーズに応える製品となっています。特に、限られたスペースにも設置できる利便性や、EVとの連携による効率的な電力活用は、これからのエコライフに欠かせない存在になること間違いなしです!ぜひ、蓄電池導入を検討している方は、シャープの蓄電池システムを候補に入れてみてください!
もちろん、今回のシャープ蓄電池「JH-WB2421」に関する質問や見積りも受付けているので、もっと詳しいことが知りたい方は、お気軽に連絡ください。
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