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【高くなる冬の電気代対策】電気の補助金が終了した今こそ家庭用蓄電池の設定方法を見直してかしこく節電・節約しよう!

 

今回は、家庭用蓄電池を設置して、かつ、夜間が割安な電力の料金プランにしている方に向けて、これから寒くなる冬までに見直してほしい蓄電池の設定について紹介いたします!

 

今回は、家庭用蓄電池を設置しており、かつ、夜間割安な電力プランを契約されている方に、冬までに見直していただきたい蓄電池の設定方法についてお話します!もうすぐ寒い季節がやってきます!寒さ対策だけでなく電気代対策も必要です!実は、冬場に向けて設定をちょっと変えるだけで電気代を抑えることができます!

 

 

 

 

冬になると、日照時間が短くなったり日射量が下がったりするため、太陽光発電量が大きく減少します。また、冬に使う暖房器具などの電化製品は消費電力が高く、今までの季節よりも多くの電気をつかってしまいます。つくる電力が減るし、つかう電気は増えるし、さらに電気の補助金も10月で終了してしまったので、トリプルパンチの痛手です!

 

そういった場合は、12月から3月の冬場だけでも蓄電池の設定を見直して変更することで電力代を削減できる可能性があります。今回はそのかしこい設定方法について紹介します!

 

まず、この設定内容を理解するために、電力会社から買いたくない電力とおうちで消費したい電力の優先順位を整理します。それがこちらになります。

 

 

 

 

電力会社から買いたくない、1番消費したくない電力は、価格が最も高い昼間に買う電力です。逆におうちでできるだけ消費したい、1番消費したい電力は、太陽光発電した電力です。

 

 

蓄電池の夜間充電量の見直し

 

かしこい設定方法の1つ目は、蓄電池の夜間充電量の見直しです!冬は太陽光の発電量が少なくなるため、夜間の安い電力を蓄電池に適切な量だけ充電しておくのがポイントです。

 

冒頭でもお伝えしたとおり、冬場は太陽光発電量が減少します。導入している太陽光パネルや蓄電池の容量によっては、太陽光発電した電力だけで蓄電池を満充電にすることができません。また、太陽光発電が終わる時間も早くなるため、蓄電池に切り替わる時刻、蓄電池の残量がなくなって買電に切り替わる時刻も早くなります。さらに、日の出の時間も遅くなるため、朝方、太陽光発電が始まる時刻は遅くなります。

 

 

 

 

例えば、東京電力のスマートライフプランでみてみると、夜間電力の時間帯は1:00~6:00ですので、6:00を過ぎて使う電気は割高な35.76円の電気を買います。夕方以降もはやい時間から35.76円の電気を買います。できるだけこの35.76円の電気を買わないようにするには、夜間電力を蓄電池に充電します。ただし、たくさん充電してしまうと太陽光発電の余剰電力を充電できなくなるため、1年前の冬場のデータや直近のデータをみて充電量を決めてください。

 

 

 

 

具体的には、朝方に使う消費電力量を確認します。次に、1日あたりの太陽光発電量から太陽光発電している時間の消費電力量を引いた余剰電力量を確認します。確認した朝方の消費電力量と余剰電力量をこちらの式に当てはめて、夜間充電量を計算します。

 

 

 

 

計算した夜間充電量の単位はkWhですのでそれが蓄電池容量の何%になるのか変換した値を設定してください。難しいことはよくわからん!という方は夜間充電を20%くらいからはじめて、設定変更した日の蓄電池の充電残量をみて10%上げたり下げたりしてみてください。また、天気予報連携のAI機能がついている蓄電池を導入している方も、天気予報が外れることやAI機能の精度から、AI機能が外れた場合を想定して夜間充電量を設定しておくことをおすすめします。

 

 

蓄電池の放電時間の見直し

 

かしこい設定方法の2つ目は、蓄電池の放電時間の見直しです!

 

これは夜間が割安な電力の料金プランの中でも、東京電力の電化上手のように夜間電力の他に、昼間電力や朝晩電力など時間帯によって3つ以上の電力単価が設定されている料金プランにしている方に向けての対策方法です。

 

 

 

 

1つ目の話は晴れの日を前提としていますが、もちろん毎日晴れなわけがありません。太陽光発電や家庭用蓄電池を導入しているご家庭にとって最も嫌な日は雨が降って太陽光発電を期待できない日です。

 

雨の日は夜間の割安な電力を蓄電池に充電して、夜間電力の時間以外でその電力を放電します。例えば、東京電力の電化上手の場合、23:00~7:00が夜間電力の時間で、7:00~10:00が朝晩電力、10:00~17:00が昼間電力、17:00~23:00が朝晩電力となっています。

 

このような料金プランで朝から蓄電池の電力を放電して暖房器具を使うと、消費電力や蓄電池の容量によっては、午前中など、早い時間で蓄電池の残量がゼロになってしまいます。ゼロになってしまうと買電するしかありませんし、先ほどの電力会社から買いたくない電力とおうちで消費したい電力の優先順位として、35円の朝晩電力の買電を削減できたけど、最も買いたくない40円昼間の電気を買ってしまうこととなります。

 

ですので、このような昼間電力の時間に蓄電池の残量がゼロになる場合は、放電時間を7:00からではなく、10:00から実施するように設定変更しましょう。この設定変更により、最も買いたくない40円の昼間の電力を最大限削減することができ、電気代をさらに削減することができます。

 

40円で買っていた電気を35円で買うことになり、たかが5円と思うかもしれません。しかし、10kWhの蓄電池を導入していた場合、単純計算でも5円/kWh×10kWh/日×30日で1,500円。たった1回の設定変更をするだけで、ひと月1,500円の電気代が浮きます!

 

 

 

 

まとめ

 

以上が、家庭用蓄電池の冬に向けた設定見直しのポイントです!ちょっとした設定変更で、電気代を節約しながら効率よく電力を使うことができますので、ぜひ試してみてください!

 

また、今回ご紹介した方法は、各家庭の電力使用量や蓄電池の容量によって効果が異なりますので、データをもとに調整して、最適な設定を見つけてみましょう!当社お客様は、こちらでアドバイスや、機種によっては遠隔で設定変更いたしますのでご連絡ください!

 

もちろん、蓄電池の設置だけでなく、設置後も上手に使えるようアフターフォローを重視している方は、見積りも受け付けていますので、お気軽に連絡ください。

 

 

 

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