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太陽光発電
蓄電池
電気代
今回は、「GX志向型補助金の対象HEMSとその条件」について、わかりやすくお話ししていきたいと思います。
当社ユーニヴァースは、太陽光発電や家庭用蓄電池、エコキュート、V2Hといった省エネ設備を専門に取り扱っている販売店ですが、最近では、工務店さんや個人のお客様からのご依頼で、新築住宅に太陽光発電システムや家庭用蓄電池を導入する機会が非常に増えてきました。
ZEH住宅や高断熱・高気密の住宅が広がる中で、「創エネ」や「蓄エネ」といったエネルギーの活用が、ますます身近な存在になってきていると感じています。
そういった流れの中で、「GX志向型住宅支援事業」という新しい補助金制度がスタートし、私たちのもとにもたくさんのご相談をいただくようになりました。特に多いのが、「HEMSって、どれを選べば補助対象になるの?」というご質問です。
GX志向型補助金を活用するにあたって、HEMSを導入したいという方も多いのですが、ここで大切なのは「どのHEMSが補助の対象になっているかを正しく把握すること」です。実は、HEMSであれば何でも補助金の対象になるわけではありません。GX志向型住宅支援事業では、国土交通省が定めた要件を満たし、正式に登録されているHEMS機器のみが対象となります。
この対象かどうかを確認するには、国交省の公式サイトにある『HEMS対象機器一覧』というページを見るのが一番確実です。
そこには、補助対象となるHEMSのメーカー名や製品型番などがまとめられていて、たとえばパナソニックのAiSEG2や、シャープのクラウドHEMSなど、実際に多くの製品が登録されています。
なので、HEMSの導入を検討されている方は、まずご自身が選ぼうとしている機器がこの一覧に掲載されているかどうかを、必ず確認してください。導入前にチェックすることで、「補助金がもらえなかった!」というトラブルを防ぐことができます。
そしてもう一点、よくいただくご質問にお答えしておきます。「HEMSって、太陽光発電や蓄電池、エコキュートと連携していないと補助の対象にならないんじゃないの?」と心配される方が多いのですが、これに関してはご安心ください。GX志向型補助金の制度では、HEMSが他の設備と連携しているかどうかは一切問われていません。太陽光と連動していなくても、蓄電池やエコキュートと繋がっていなくても、対象のHEMSであれば補助を受けることが可能です。ですので、「連携していないから補助金が出ないかも」と心配する必要はありません。省エネ住宅をよりお得に実現するチャンスとして、ぜひこの制度をうまく活用していただきたいと思います。
さて、ここまでで補助金の対象HEMSについて説明してきましたが、じゃあ実際に「どのHEMSを選べばいいのか?」と迷われている方のために、今回は私のおすすめのHEMSをひとつご紹介したいと思います。
それがこちら、Nature Remo Eです。
このNature Remo Eは、スマートリモコンなどで有名なNature株式会社が開発したHEMSで、非常にシンプルで導入しやすく、なおかつ機能性も高い製品です。
このHEMSの大きな特徴は、エコーネットライトに対応しており、エコキュートや蓄電池、V2Hといった機器の運転状況の見える化とコントロールが可能である点です。つまり、電気の使用量をリアルタイムで確認するだけでなく、アプリを通じてエコキュートの湯沸かし設定を変更したり、蓄電池の充放電モードを切り替えたりといった操作ができるんですね。
このように、国土交通省が補助対象HEMSに求めている「見える化」だけでなく「制御機能」にも対応しているため、補助金の要件を満たした機器として、すでにGX志向型補助金の対象機器一覧にも掲載されています。
さらに、Nature Remo Eの優れている点はその設置のしやすさです。LAN配線が不要でWi-Fi接続ができ、本体もコンパクト。スマートメーターと連携することで、専門的な配線工事なしで導入できるのも魅力です。また、価格も他のHEMSに比べて比較的リーズナブルで、補助金を活用すれば実質的な導入負担もかなり抑えられるのがうれしいところです。
こういった特徴から、「初めてHEMSを導入したいけど、あまり難しいのは避けたい」といった方や、「太陽光や蓄電池と連動して、電気の使い方をもっと最適化したい」という方に、非常におすすめできる機種となっています。
ということで、今回はGX志向型補助金におけるHEMSの対象確認の方法と、私のおすすめHEMS「Nature Remo E」についてご紹介しました。補助金を活用してHEMSを導入する際には、まずは国交省の対象機器一覧をしっかり確認し、見える化+制御が可能なモデルを選ぶことがポイントです。
もちろん、太陽光パネルや蓄電池の設置だけでなく、設置後も上手に使えるようアフターフォローを重視している方は、見積りも受け付けていますので、お気軽に連絡ください!
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