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太陽光発電
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今回は、DMM.comがOEM品として取扱いを開始するジンコソーラーの防眩太陽光パネルを紹介いたします!
「え?DMMって太陽光やってたの?」という方もいらっしゃるかもしれません。DMM.comと聞くと、多くの方が思い浮かべるのは、動画配信サービスや英会話、あるいはDMM FXなどの金融関連サービスかもしれませんね。実はこのDMM、「なんでもやってる会社」と言っても過言ではないくらい、事業領域がとにかく広いんです!
例えば、動画配信、英会話・プログラミングなどのオンライン学習、ゲーム開発や運営、株式投資・仮想通貨・FXなどの金融事業、3Dプリントやドローン、宇宙開発、アート展の開催まで、次々と手がけている会社です。

会社の正式名称は「合同会社DMM.com」。本社は東京都港区六本木にあり、私も本社で打ち合わせさせていただいたことがあります。創業は1999年。すでに25年以上の歴史がある老舗企業でもあります。
そしてDMMの特徴のひとつが、時代の流れをいち早く読み取り、新しい分野にどんどんチャレンジしていく姿勢。この精神は、再生可能エネルギーの分野にも表れていて、2017年からは「DMMエナジー」という部門を立ち上げ、太陽光発電やスマートエネルギー機器の取り扱いを開始しています。
つまり、IT企業の枠を超えた総合ライフインフラ企業として、エネルギー事業にも本気で取り組んでいるのが、合同会社DMM.comです。
エナジー部門「DMMエナジー」とは
では次に、そのDMMが再生可能エネルギーの分野でどのような取り組みをしているのか、「DMMエナジー」という部門についてご紹介していきましょう。
DMMエナジーは、2017年に立ち上がったスマートエネルギー分野の専門部署で、DMM.comグループの中でも太陽光発電・蓄電池・V2Hなどのスマートエネルギー設備を扱う中核部門です。このDMMエナジーの最大の特長は、販売だけにとどまらず、設計やアフターサポートまで一貫して対応できる体制を持っているところです。つまり、お客様のもとに「最適なエネルギー環境」をトータルで届けることができる、ワンストップサービスが強みです。そして実はこのDMMエナジー、DMM.comの中でも業績が非常に好調で、現在“最も勢いのある部門の一つ”です!IT系のイメージが強いDMMですが、今やエネルギー事業こそが、会社の中核を担う柱になりつつあります。この成長の背景には、電気料金の高騰や再エネ導入の需要拡大など、私たちの暮らしと密接に関わるエネルギー分野に、DMMがいち早く本格参入したことが挙げられます。また、単に海外製品をそのまま販売するのではなく、日本の住宅環境や電力事情にマッチした機器を厳選し、自社ブランドとして提供している点も特徴的です。
その代表的なブランドが、次にご紹介する「DMM make solar」です。
スマートエネルギー設備ブランド「DMM make solar」とは
このブランドは、DMMエナジーが展開するスマートエネルギー設備の総合ブランドで、名前のとおり、「DMMが手がける、太陽光を中心としたエネルギーソリューション」が詰まっています。
大きな特徴は、住宅用・法人用どちらにも対応したラインナップをそろえているという点です。中でも太陽光パネルに関しては、国内外の有力メーカーと提携し、高品質かつ日本の住宅に適した仕様に厳選されたモデルのみをラインナップしています。世界トップシェアのジンコソーラーや、PERC/N型/TOPConなどの先進技術を採用したモデルも取り扱っており、住宅街での眩しさ対策として注目されている「防眩パネル」もそのひとつです。もちろん、DMMエナジーが取り扱っているからこそ、アフターサポート、保証体制も安心して選べるのも大きな魅力です。

ジンコソーラーとは
DMM.comだけでなく、ジンコソーラー社についても知らない方のために、ここで少しご紹介させていただきます。
ジンコソーラーは、中国に本社をかまえる世界的な太陽光パネルメーカーです。

「ジンコ」と聞くとあまりなじみがないかもしれませんが、実はこの会社、太陽光業界では超有名な存在で、2024年には1年間で91GW分のパネルを出荷して世界No.1に輝いています。
しかも、これまでの累計出荷量も世界No.1!つまり、「今、世界で一番売れている太陽光パネルのメーカー」と言えます。

日本でもすでにたくさん使われていて、2024年には国内向けの出荷量が1,401MWで、日本でも1位となっています。日本で設置されている住宅用や産業用の太陽光パネルの中で、最も多くの方に選ばれているメーカーということです。
事業内容もとても幅広く、太陽電池セルから太陽光パネルの開発と製造、さらには太陽光発電システム全体の開発やコンサルティングまでトータルに手がけている「太陽光の総合メーカー」です。

そして、以前このチャンネルでも紹介したことがありますが、「SUNTANK」という家庭用蓄電池にも力を入れています。

ジンコソーラーの製品は、アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリア・日本など、なんと160か国以上で販売されており、まさに世界中で選ばれているメーカーです。
ジンコソーラーがここまで世界的に支持されている理由は、「高品質なのに価格が手ごろ」という点です。つまり、コストパフォーマンスが非常に高いということです。加えて、ジンコソーラーは技術開発にも非常に熱心で、最近注目されている「N型TOPConセル」という高効率の太陽電池技術を、いち早く製品化して市場に出している点も見逃せません。この「N型TOPConセル」は、従来のパネルに比べて発電効率が高く、劣化しにくいという特長があり、長期的に使う家庭用のパネルとしてとても優れた技術です。さらに、価格は国内メーカーよりもぐっと抑えられているのに、出力保証や耐久性はしっかりしていて安心できる、というのも多くの方に選ばれている理由のひとつです。
前置きが長くなってしまいましたが、DMM エナジーがOEM品として取扱いを開始するジンコソーラーの防眩太陽光パネルを紹介いたします!特に住宅地で太陽光発電を検討している方や、屋根の北側にもパネルを設置したいという方には、とっても参考になる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください!
なぜ防眩の太陽光パネルが必要か?
そもそも、なぜ防眩の太陽光パネルが必要なのでしょうか?その理由は大きく3つあります。
1.近隣トラブルの防止
2.公共施設や景観への配慮
3.設置場所の多様化と反射のリスクが増えている
まずひとつ目は、「近隣トラブルの防止」です。太陽光パネルは、表面がガラスでできているため、太陽の光が当たるとけっこう強く反射してしまいます。特に朝や夕方みたいに、太陽の角度が低い時間帯は、光が横から差し込むので、鏡みたいに反射しやすくなります。中でも注意してほしいのが、北側の屋根に設置する場合です。北面は、太陽が直接当たる時間は少ないですが、その分、光が斜めに浅く入ってくるので、反射が遠くまで飛びやすくなります。
たとえば…、向かいの家の窓に光が差し込んだり、隣のリビングや洗濯物を干すスペースに当たったり、道路を歩いてる人や、車を運転している人の目に入ったり…。これ、ほんとにご近所トラブルの原因になることもあるので、要注意です。
二つ目は、「公共施設や景観への配慮」です。たとえば、病院や学校、空港とかゴルフ場の近くって、反射光が安全性や景観に影響することがあります。一部の地域では、条例や建築のルールで「反射を抑えたパネルを使ってください」と決まってることもあります。そういった場所に住んでいる方は、防眩パネルを検討していただきたいです。
そして三つ目が、「設置場所の多様化と反射のリスクが増えている」ということです。最近では、屋根の上だけでなく、壁面やカーポートの屋根の上にもパネルを付ける人が増えてきています。そうなると「光がどこに反射するのか?」予測しづらくなります。設置の自由度が広がる一方で、反射光による思わぬトラブルも起きやすくなるため、「だったら最初から防眩仕様のパネルを選んでおこう!」というのが、賢い選び方だと考えます。
ということで、パネル選びでは「発電効率」だけじゃなくて、「周囲への配慮」や「安心して長く使えるかどうか」っていう視点も、すごく大切になってきています!
防眩の太陽光パネル設置をおすすめしたい人は?
防眩仕様の太陽光パネルを特におすすめしたいのは、次のようなケースに該当する方々です。
1.住宅密集地にお住まいの方
2.北面の屋根に設置したい方
3.通学路・交通量の多い道路に面する家
4.高台の家
5.近隣配慮・景観重視の方
まず1つ目は、住宅が密集したエリアにお住まいの方です。お隣さんとの距離が近い住宅地だと、パネルの反射光がすぐお隣の窓やリビングに差し込んでしまうことがあります。特に北側の屋根にパネルを設置する場合、反射光がそのまま隣の家の方に向かって飛んでいくケースが多くて、思わぬご近所トラブルになりがちです。そういった場合には、防眩パネルを選んでおくと安心です。
2つ目は、北側の屋根にもパネルを付けたい方です。先ほど説明した通り、北面は光の入射角が浅くなるため、反射光が遠くまで届きやすくなります。さらに、反射する方向が家の北側とか、背後にある道路や建物に向きやすいので、北面の屋への設置を考えてる方には、防眩仕様のパネルをおすすめいたします。
3つ目は、公道や通学路、交通量の多い道路に面している住宅の方です。反射光が歩いている人の目に入ったり、運転中の視界に飛び込んだりすると、思わぬ危険につながります。特にお子さんが通る通学路や、交差点が近くにある場合は、防眩パネルでしっかり対策しておくと安心です。
4つ目は、高台の住宅で、周囲を見下ろすような立地に住んでいる方です。このようなケースの場合、パネルからの反射光が周囲の家や施設に届きやすい環境になります。だからこそ、景観への配慮や、光害の防止という意味でも、防眩仕様ってすごく効果的となります。
そして5つ目は、景観や近隣との関係を大切にしたい方です。近所との付き合いを大事にしたい方や、「設置後にクレームが来ないか心配…」という方には、最初から防眩パネルを選んでおくことで、安心感も違います。地域によっては景観ガイドラインや建築協定で、「反射の少ない仕様にしてください」と言われることもありますので、そういった場所にお住まいの方にもおすすめです。
ということで、防眩の太陽光パネルは「必要な人だけが使うもの」ではなく、“安心して長く使うための選択肢”として、今や標準装備にしてもいいくらいになってきていると考えます。
ラインナップ
今回のDMMエナジーの防眩太陽光パネルのラインナップは4種類あります。
まず、標準モデルは430Wで、変換効率が21.52%です。それから、スリムモデルは248W、変換効率は21.00%です。ハーフモデルは123W、変換効率19.34%、台形モデルも123Wで、変換効率は17.28%です。
変換効率とは、太陽の光エネルギーをどれだけの電気エネルギーに変換できるかを表す指標です。変換効率が高いということは、太陽光パネルの大きさや設置できる面積が同じでも、より多くの発電量を期待できるということです。

防眩太陽光パネルの特長
次にDMMエナジーの防眩太陽光パネルには、どのような特長、メリットがあるのか、ポイントをわかりやすく紹介したします。
まずは何といっても反射をしっかり抑えてくれる防眩仕様になっているということです。特殊なガラス加工がされていて、太陽の光をしっかり取り込みつつも、周りに反射しにくい設計になっています。住宅が密集している場所でも、「安心して設置したい」「近隣トラブルは避けたい」っていう方には、おすすめです。

2つ目の特長は、4種類の形状のパネルがあって、それらを組み合わせて設置できるところです。4種類の太陽光パネルを組み合わせることで、屋根の形状やサイズに合わせて最適な配置ができるのが大きな魅力です。特に、日本の住宅においては屋根の形状が多様であるため、こうした柔軟な対応力は大きなメリットとなります。
海外メーカーのパネルは基本的にサイズが大きく設計されています。そのため、日本の住宅の屋根の場合、効率良く設置できないことが多いです。DMMエナジーはそれらの事情をしっかりと反映していて、日本にあったOEMパネルになっています。

さらに、見た目にもこだわりがあります。屋根に取り付けた際に、おうちの外観に自然に溶け込むブラックフレームを採用しています。見た目を気にされる方にもオススメです。
そして最後に、太陽電池セルの性能もバッチリです!単結晶のN型太陽電池セルを採用しており、P型太陽電池セルよりも発電力が高くて、しかも曇りの日や弱い光でも発電量を期待できます。これから太陽光発電を導入される方は、「N型は基本」と覚えてください!
つまり、DMMエナジーの防眩太陽光パネルは「発電効率が良く、しっかり発電しながら、反射もしにくく、見た目もスマート」っていう、バランスの取れた太陽光パネルと言えます!

出力保証
次にご紹介したいのが、保証の内容についてです。性能が高い製品でも保証がなかったら選ばないですよね。
出力保証とは太陽光パネルの出力が一定の期間、規定の数値を下回った場合に、メーカーが修理や交換を行ってくれるものです。太陽光パネルは設置してからずっと同じ発電効率を維持することは難しく、年々少しずつ低下していきます。このような発電効率の低下も考慮したうえで、発電出力の保証値を定めています。現在は25年の出力保証が標準ですが、30年あるっていうのは業界の中でもかなり長めです。

さらに、他の保証も充実していて、パネル自体の製品保証が25年、システム全体の保証が15年、自然災害への補償もついています。台風とか落雷、そういった予期せぬ災害に対しても一定の補償があるのは、うれしいポイントです。長く安心して使いたい方にとって、満足できる保証内容になってます!

デメリット
次にデメリットをお伝えします。正直、あまり大きなデメリットっていうほどのことではないのですが、1点だけ注意しておいたほうがいいかな、という点があります。それは、この防眩パネルとハイブリッド蓄電池をセットで導入する場合、商流の都合で、蓄電池もDMMエナジー経由で仕入れる必要があるという点です。
つまり、パネルはDMMエナジーの防眩仕様でバッチリ!となった場合、「蓄電池も自由に好きなメーカーから選べる」というわけじゃなくて、DMMエナジーが取り扱っている機種の中から選ぶことになります。とは言っても、現時点ではHUAWEIのLUNA2000やニチコンのトライブリッドT3など豊富に取り扱っているため、DMMエナジーの防眩太陽光パネルに興味を持っていただいた方で、組み合わせたい蓄電池がある方は、コメントください。
まとめ
今回は、ジンコソーラーのOEM品であるDMMエナジーの防眩太陽光パネルについて、なぜ防眩が必要なのか、どんな方におすすめなのか、そしてパネル自体の特長や保証内容まで、解説いたしました。
この太陽光パネルは、発電性能も高く、反射をしっかり抑えてくれるだけでなく、日本の屋根に合うサイズ展開や、見た目のスマートさもあって、バランスのいい、安心して選べる製品です。特に「ご近所への配慮もしながら、しっかり発電したい」という方には、まさにピッタリの太陽光パネルです。蓄電池との組み合わせに関しても、DMMエナジー経由で取り扱っているHUAWEIやニチコンなど、実績のあるメーカーが揃っているので、そこまで心配する必要はありませんが、「この蓄電池と組み合わせたいんだけど使えるかな?」といった疑問があれば、ぜひコメントやLINEで気軽に聞いてください!
もちろん、太陽光パネルや蓄電池の設置だけでなく、設置後も上手に使えるようアフターフォローを重視している方は、見積りも受け付けていますので、お気軽に連絡ください!
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