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V2H

【2025年最新】V2Hの2大メーカーを解説します!【電気自動車(EV)】

 

みなさん、「V2H」という言葉を聞いたことはありますか?

 

いつもご覧いただいている皆さまの中には、すでにご存じの方もいらっしゃるかもしれません。そうした方は、このあとご紹介するメーカーごとの違いからご覧いただいても大丈夫です!ただ、最近見始めてくださった方や、「V2Hって初めて聞いたかも…」という方のために、まずは簡単にしくみをご紹介いたします。

 

「V2H」とは、“Vehicle to Home”の略で、直訳すると「車から家へ」。つまり、電気自動車に蓄えた電気を、おうちの電気として使うことができるシステムです。

 

 

 

 

例えば、日中に太陽光パネルで発電した電気を電気自動車に充電しておけば、夜になって電気代が高い時間帯に、その電気を家で使うことができます。こうすることで、電気代の節約につながります。さらに大きなメリットは、災害時や停電時。V2Hを導入していれば、電気自動車からおうちに電気を供給できるため、冷蔵庫や照明、携帯電話の充電など、生活に必要な電気をまかなうことができて安心です。

 

実際にV2Hが活躍した事例をご紹介します!

 

2024年8月に発生した台風10号では、鹿児島県の南種子町(みなみたねちょう)で、なんと最大で9割以上のご家庭が停電するという深刻な被害がありました。そんな中、町では公用の電気自動車8台を、それぞれ8つの避難所に配備し、V2Hのしくみを使って非常用電源として活用しました。その結果、避難所ではテレビや冷風機、Wi-Fiなどが通常どおり使用でき、避難された方々からは「明かりや冷房が使えたことで本当に安心できた」といった声が多く寄せられたそうです。このように、V2Hは災害時にも非常に頼れる存在です。

 

そして、V2Hは経済的にもメリットがあります!

 

たとえば、V2Hシステムを日産の電気自動車「リーフ」と組み合わせて、東京電力の「夜トク12」といった時間帯別の電気料金プランを活用すれば、一般的な4人家族のご家庭で、年間なんと約36,000円も電気代を節約できるという試算もあります。さらに、ここに太陽光発電システムを組み合わせることで、電気代の削減効果はさらにアップします!太陽光で発電した電気を昼間に使い、余った電気をEVに充電して夜に活用することで、年間で127,232円、月にすると約1万円も電気代が安くなるケースもあります。

 

 

 

 

このように、V2Hは「災害時の安心」と「日常の節約」、どちらも叶えてくれる頼もしい設備です。

 

それでは、これからV2Hの主なメーカー別の特徴や違いについて詳しくご紹介していきます。「どの機種を選べばいいか迷っている」「導入を検討しているけどよくわからない」という方は、ぜひ最後までご覧ください!

 

 

 

V2Hメーカー比較

 

今回ご紹介するのは、日本国内で特に人気が高く、多くのご家庭で導入されている2つの主要メーカーです。

 

ニチコンは、V2H分野において長年の実績を持つ、まさに業界のパイオニア的な存在です。国内シェアNo.1を誇っていて、多くの自治体の補助金対象にもなっているなど、信頼性の高さと安心感が魅力です。家庭用から公共施設まで幅広く使われています。

 

オムロンといえば医療機器などでも知られていますが、V2Hでも存在感があります。最大の特長は、なんといってもそのコンパクトさ。設置スペースが限られているご家庭でも設置しやすく、外観もすっきりしたデザインなので、建物の景観を損ねにくいのもポイントです。

 

それでは、それぞれのメーカーについて、もう少し詳しく見ていきましょう!「どのV2Hが自分の家に合っているのか知りたい」という方は、ぜひこのあとの比較ポイントも参考にしてみてください!

 

 

・ニチコン

 

まずご紹介するのは、「ニチコン」です!実はニチコンは、2012年に世界で初めてV2Hシステムを実用化した、まさにこの分野のパイオニア的存在です!

 

それ以来、蓄電技術や電力制御の分野で研究・開発を続けてきた実績があり、今ではV2Hの国内シェアNo.1を誇っています。実際にV2Hを導入されているご家庭のうち、約9割がニチコン製を選んでいるというデータもあるほど、多くの方に選ばれています。ニチコンには比較的価格を抑えた単機能タイプと呼ばれるモデルから、より多機能なトライブリッドシステムと呼ばれるモデルまで、ニーズに合わせて選べるようになっています。その実績の豊富さから、「V2Hを選ぶならまずはニチコンから検討するのが安心」と、多くの工務店さんや電気工事店さんでもおすすめしているメーカーです!価格も他社と比較して安いため、V2Hに興味はあるけど、「どれを選んだらいいかわからない…」という方は、ニチコンを選択肢に入れてみるのがオススメです!

 

そんなニチコンの最大の特長のひとつが、製品ラインナップの豊富さです。ご家庭のライフスタイルやご予算に合わせて、ぴったりのモデルを選ぶことができるのが魅力です。たとえば、EVパワーステーションの「スタンダードモデル」は、停電時に電気を特定の部屋やコンセントにだけ供給する特定負荷と呼ばれるタイプで、価格が比較的お手頃です。V2Hを初めて導入する方や、停電時の最低限のバックアップが目的という方には、とても使いやすい選択肢です。

 

一方で、EVパワーステーションの「プレミアムモデル」になると、停電時に家全体に電気を供給できる全負荷と呼ばれるタイプです。これにより、エアコンやIHクッキングヒーターなど、200Vを超える高出力の家電製品も使うことができ、停電時も普段通りに近い生活が可能になります。

 

そして、もうひとつ注目したいのが、「トライブリッドV2Hシステム」です。このシステムは、太陽光発電・蓄電池・V2Hという3つの機器を1台のトライブリッドパワーコンディショナで制御できるしくみになっています。このトライブリッドパワコンにより太陽光発電した電気を直流のまま蓄電池や電気自動車に充電することができるため、電気を無駄なく効率良く利用することができます。また、将来的な拡張性にも優れています。「まずは太陽光発電だけ導入して、あとから蓄電池やV2Hを追加したい」といった段階的な導入にも対応できるのが大きな魅力です。

 

さらに、2024年に新たに登場したのが、新型の「VSGシリーズ」です。こちらはこれまでのEVパワーステーションをさらに進化させた新世代V2Hシステムで、よりコンパクトで高効率な設計になっています。今までのEVパワーステーションでは設置スペースを確保できなかった方も、このVSGシリーズなら外壁へ設置することができるためおすすめです。

 

さらにニチコンのV2Hは、対応している車種がとても幅広いです。たとえば、日産のリーフやアリア、三菱のアウトランダーPHEV、トヨタのbZ4Xなど、日本国内で人気の高い電気自動車やプラグインハイブリッド車の多くと接続可能です。これは、長年V2Hの開発と実績を積み重ねて、かつ自動車メーカーと密に情報交換してきたニチコンならではの安心感です。

 

 

・オムロン

 

続いてご紹介する2社目は、「オムロン」です!オムロンといえば、健康機器や産業用機器などでご存じの方も多いかもしれませんが、実はV2Hの分野でも非常に高い技術力を持っているメーカーです。2025年に発表されたのが最新モデル「KPEP-A-2シリーズ」です。このモデルには、オムロンの最新技術がぎゅっと詰め込まれていて、より効率的に電気を使えるよう工夫されています。

 

特に注目すべきポイントは、太陽光で発電した電気を直流のまま電気自動車に充電できるという点です。これは、電気を交流に変換する際に発生するロスを省くことで、より少ないロスで効率よく充電できるというメリットがあります。このしくみは、ニチコンの「トライブリッドシステム」と同様の考え方で、太陽光・V2Hを効率よく制御できる、スマートなエネルギー管理が可能になります。

 

オムロンV2Hの最大の特長は、なんといってもそのコンパクトな設計です!日本の住宅事情をしっかりと考えて作られており、設置場所を選ばない柔軟なサイズ感が魅力です。「うちは庭が狭いから、蓄電池やV2Hなんて置けないかも…」と諦めていた方にも、まさに朗報と言える製品です。実際、お客様の中にも「設置スペースの問題であきらめていた」という方が意外と多くいらっしゃいます。特に都市部では、敷地が限られていることが多いため、小型で省スペースな機器が選ばれる大きな理由になっています。

 

さらに嬉しいポイントが、「停電時の自動切替機能」が標準で備わっていることです。これは非常に大きな安心材料で、万が一の停電時にも、ボタンひとつ、あるいは完全自動でEVから家庭への給電に切り替えてくれるという便利な機能です。例えば深夜に突然の停電が起きたときでも、慌てて外に出たり、暗闇の中で操作したりする必要はありません。寝ている間に停電しても、家の冷蔵庫や照明などがそのまま使えるというのは心強いです。

 

そして、これがオムロンだけの嬉しいポイント”で、オムロンのV2Hは、柔軟にステップアップできる構成になっています!どういうことかというと、最初は「単機能型」と呼ばれる、電気自動車とご家庭の間だけで電気をやり取りするシンプルな使い方から始めることができます。これだけでも、停電時の非常用電源として使えますし、夜間の安い電気でEVを充電して昼間に使うことで、電気代の節約にもつながります。そして、将来的に太陽光発電を導入したくなったときには、あとから「ハイブリッド型」に拡張することができます!これは、電気自動車と家庭に加えて、太陽光発電とも連携できるシステムで、太陽のエネルギーを最大限活用して自家消費を高めることが可能になります。「今はEVだけだけど、いずれは太陽光も考えたい」という方には、まさにピッタリの選択肢です。しかも、「単機能型」を設置したあとでも「V2H用PVユニット」を追加で設置するだけなので、将来のライフスタイルの変化にも柔軟に対応できます。将来の拡張性まで含めて考えたい方には、オムロンのV2Hはとてもおすすめです!

 

 

 

V2Hが向いてる家庭の特徴

 

ではここで、ここまでご紹介してきたV2Hが、どんなご家庭にとって導入効果が高いのか?最後に、そのポイントをわかりやすく解説していきたいと思います!

 

V2Hの導入をおすすめするご家庭には、主に4つの特徴があります。

 

1.電気自動車を所有している

2.停電対策を重視したい

3.電気代を節約したい

4.太陽光発電導入済みor予定

 

このうち3つ以上に当てはまる方は、導入を前向きに検討しても良いと思います!

 

まず1つ目は、大前提となりますが、電気自動車をすでにお持ちの方、または購入予定がある方です。

 

最近ではEVの普及がどんどん進んでいて、2025年1〜3月期の国内EV販売は、前年同期比でなんと56%増と過去最高を更新しています。特に3月には過去最多の販売台数を記録し、街中でもEVを見かける機会がかなり増えてきましたよね。環境への配慮はもちろん、ガソリン代の高騰や補助金制度の後押しもあり、これから本格的にEVの時代がやってくると言われています。「近いうちにEVを買おうかな」と考えている方にとって、V2Hの導入は非常に相性の良い選択です。

 

2つ目は、停電対策をしっかりしたい方です。

 

日本は地震や台風などの自然災害が多く、近年は気象の激甚化によって、災害による停電の件数も増加傾向にあります。V2Hがあれば、電気自動車にためた電気を、停電時に家へ供給することができるため、冷蔵庫・照明・スマホの充電といった最低限の生活機能を維持できます。たとえば、日産リーフe+などの62kWhのEVなら、平均的なご家庭で約3日分の電力をまかなえると言われています。災害時にこれだけのバックアップがあれば、かなり安心です。

 

3つ目は、電気代を節約したい方です。これはもう、ほとんどの方が当てはまると思います(笑)

 

特にオール電化住宅のように電力使用量が多いご家庭では、V2Hをうまく活用することで、毎月3,000円〜5,000円の電気代削減も期待できます。具体的には、深夜の安い電気でEVに充電し、昼間の高い時間帯にその電気を家で使うことで、電力コストをぐっと抑えることができます。

 

そして4つ目は、太陽光発電をすでに導入している、または導入予定の方です。

 

昼間に太陽光で発電した電気をEVにためて、夜間に使えば、より高効率に電気を自家消費することができます。固定価格買取制度、FITが終了した方も多く、今では売電単価が1kWhあたり数円というケースも。だったら、その電気を売るのではなく、自宅で活用してしまったほうが、高騰する電気代を避けられるという考え方が増えています。また、V2Hを導入すれば、EVはただの“移動手段”ではなく、動く蓄電池としての役割も果たします。通勤や買い物で使わない日中には、太陽光の余剰電力を効率よくためることができ、エネルギーを無駄なく活用できます。

 

もちろん、反対にV2Hが向いていないご家庭もあります。

 

たとえば、まだ電気自動車をお持ちでない方や、賃貸住宅などで工事が難しいケース、初期費用の予算に余裕がない場合は、現時点では導入が難しいかもしれません。ただし、V2Hは今後ますます普及が進み、製品の種類も増え、価格もより身近になることが予想されます。今すぐ導入しなくても、「将来的にどう使っていきたいか?」という視点で情報収集をしておくことも、とても大切です。

 

 

 

V2Hの対応車種

 

最後に、V2Hをご検討される際にとても重要な「対応車種」について、お話しさせていただきます。

 

V2Hは、すべての電気自動車に対応しているわけではありません。現在日本で普及しているV2H機器は、「CHAdeMO(チャデモ)」という急速充電規格に対応した車種であることが基本条件になります。このCHAdeMOというのは、日本が主導して開発した規格で、多くの国産EVやPHEVに採用されています。たとえば、日産のリーフやアリア、サクラ、三菱のアウトランダーPHEVやeKクロスEV、そしてトヨタのbZ4XやプリウスPHVなどが該当します。

 

最近では、輸入車でもCHAdeMOに対応したモデルが登場しており、たとえば中国のBYDのATTO 3やDOLPHIN、またメルセデス・ベンツのEQシリーズなどが代表的です。ただ、ここで大切なのは、「CHAdeMOに対応していれば必ずV2Hが使える」というわけではない、という点です。

 

 

 

 

たとえば、ニチコンやオムロンといったV2H機器メーカーは、自社の製品とさまざまな車種との接続確認を実際に行っており、その結果を「接続確認済み車種」として公式サイトに掲載しています。

 

これは、充電・給電が安定して行えるかどうかを、事前にきちんと実証したものになります。この「接続確認」がとれていない車両の場合、たとえCHAdeMOに対応していたとしても、電力ロスが大きくなってしまったり、正常に動作しなかったりする可能性があります。さらに、そうした車両と接続して万が一不具合が生じた場合には、メーカー保証の対象外となることもありますので、導入前に必ずご確認いただくことをおすすめいたします。接続確認済みかどうかは、各メーカーの公式ホームページからご覧いただけますし、ご不明な場合は販売店や取扱業者に相談すれば丁寧に教えてもらえます。V2Hを安心して、そして長くお使いいただくためにも、「お使いのお車が接続確認済みの車種かどうか」、ここは見落とさないようにしていただきたい大切なポイントです。

 

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?今回は、V2Hの基本的なしくみから、災害時の活用事例、電気代の節約効果、そしてニチコンやオムロンといった主要メーカーの特徴まで、幅広くご紹介させていただきました。

 

「車は移動に使うもの」から「電気を家で使うエネルギー源」へと進化する時代が、いよいよ本格的に始まろうとしています。特に、すでに電気自動車をお持ちの方や、これからEVの購入を検討されている方、そして太陽光発電やオール電化を導入されているご家庭にとっては、V2Hは非常に相性の良い設備です。日々の電気代を抑えられるだけでなく、災害時にも安心して暮らせる“非常用電源”としての役割も大きく、暮らし全体の安心感を高めてくれます。

 

そして、V2Hを導入するうえで大切なのが、メーカー選びだけではなく、お使いの電気自動車が接続確認済みの車種であるかどうかをきちんと確認することです。CHAdeMOに対応していても、メーカーでの接続確認が取れていない車種では、正しく動作しなかったり、保証が受けられない場合もあります。ここはぜひ慎重にチェックしていただきたいポイントです。

 

もちろん、太陽光パネルや蓄電池の設置だけでなく、設置後も上手に使えるようアフターフォローを重視している方は、見積りも受け付けていますので、概要欄の当社ホームページやLINEから気軽に連絡ください。エコな暮らしのパートナー、ユーニヴァースの西村でした!

 

 

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