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【大進化!】ニチコン新型トライブリッドT5 T6の仕様と性能、運転モード、新AI機能まで徹底解説

 

今回は、ニチコンから新たに登場するトライブリッドシステム「T5」「T6」についてご紹介いたします!

 

「トライブリッドシステム」とは、太陽光発電・蓄電池・V2H(電気自動車)という3つの設備を連携させ、家庭のエネルギーをより効率的に活用するためのシステムです。その中心となるのが、「トライブリッドパワーコンディショナ」です。このシステムの最大の特長は、太陽光で発電した電気を直流のまま蓄電池や電気自動車へ直接充電できる点にあります。

 

 

 

 

通常のV2H、たとえばEVパワーステーションのような単機能タイプでは、太陽光で発電した直流の電気を一度交流に変換し、さらにV2H側で再び直流に戻す必要があり、その過程で大きな電力損失が発生してしまいます。一方、トライブリッドシステムでは変換のロスが発生せず、そのままの電気を無駄なく活用できるため、非常に高い効率での運用が可能になります。

 

 

 

 

2022年春に発売された現行モデル「T3」から約3年半。いよいよ2025年秋に、新たな進化を遂げた「T5」と「T6」が登場します。今回のブログでは、T3からどう進化したのか徹底解説いたします!

 

 

 

トライブリッドの特長紹介

 

 

最初に、現行モデルのT3も含めた、トライブリッドシステムの特長について4つご紹介いたします。

 

 

特長①:蓄電池からEVへエレムーブ

 

 

トライブリッドシステムの特長のひとつ目は、「蓄電池にためた電力を、あとから電気自動車へ移動できる」という点です。ニチコンのトライブリッドシステムならではの大きな魅力です。

 

一般的に、蓄電池とV2Hを別々に導入した場合、蓄電池に充電した電力を電気自動車に移すことはできません。しかし、トライブリッドシステムであれば、それが可能になります。ニチコンでは、この機能を「エレムーブ」と呼んでいます。例えば、V2Hシステムのみを使って太陽光発電の電力を直接EVに充電しようとすると、その時間に車が自宅にある必要があります。しかし、電気自動車は多くの場合、通勤やお買い物などに使われており、日中は家にないという方がほとんどではないでしょうか。

 

そんなとき、トライブリッドシステムが役立ちます。日中に太陽光で発電した電力をいったん蓄電池にためておき、夕方以降、電気自動車が帰宅したタイミングで、その電力を「エレムーブ」で移すことができるのです。これにより、太陽光でつくった電気を無駄なく活かして、より経済的に電気自動車を走らせることが可能になります。

 

 

 

 

特長②:停電時の安心性

 

 

トライブリッドシステムの特長の二つ目は、停電時でも太陽光発電・蓄電池・電気自動車のすべてから電気を使えるという点です。あらかじめ蓄電池にためておいた電力はもちろんのこと、大容量の電気自動車に蓄えられた電力も使用できるため、万が一の長時間停電の際にも、安心して生活を続けることができます。

 

さらに、停電中でも太陽が出ていれば発電が可能です。昼間に太陽光で発電した電力を使いながら、夜間に備えて蓄電池や電気自動車に充電しておくこともできます。これにより、非常時でも電力の自給自足が可能になり、より安心で持続的な暮らしを支えてくれるのが、トライブリッドシステムの大きな魅力です。

 

 

 

 

特長③:将来的な拡張性

 

 

トライブリッドシステムの特長の三つ目は、段階的な導入が可能であるという点です。まずは太陽光発電と蓄電池のみを設置し、将来的に必要に応じて蓄電池やV2Hスタンドを追加することができます。お客様のご希望やライフスタイルに合わせて、柔軟にシステムを構成できるのが大きな魅力です。

 

たとえば、今は電気自動車をお持ちでなくても、今後EVを導入される予定の方や、先ほどご紹介した「エレムーブ」を活用したい方にとって、トライブリッドは非常におすすめの選択肢です。このように、長期的な視点で見ても無駄のない、将来性のあるエネルギーシステムとしてご利用いただけます。

 

 

 

 

特長④:電力変換効率の高さ

 

 

トライブリッドシステムの特長の四つ目は、動画の冒頭でも触れましたが、太陽光で発電した電気を、直流のまま蓄電池や電気自動車に充電できる点です。この“直流のまま”という仕組みによって、電力を移動させる際に生じるエネルギーロスを最小限に抑え、非常に効率よく電気を活用することが可能になります。

 

一般的な単機能タイプの蓄電池やV2Hでは、直流から交流、そして再び直流へと複数回の変換が必要となり、そのたびにおよそ4〜10%もの電力が失われてしまいます。それに対して、トライブリッドシステムは変換回数を減らし、エネルギーの無駄を大幅に削減する設計となっているため、家庭内で発電した貴重な電気を、よりムダなく、賢く使うことができます。

 

 

 

 

 

構成機器の紹介

 

 

このような特長を持つトライブリッドシステムは、いくつかの機器で構成されています。

 

中心となるのがトライブリッドパワーコンディショナで、これに蓄電池ユニット、V2Hスタンド、そしてV2Hポッドが組み合わさります。さらに、室内用のリモコンや、停電時に自動で切り替わる全負荷対応の分電盤も含まれています。今回の新モデルでは、従来のT3シリーズに搭載されていた専用のモニターが廃止され、スマートフォン専用のアプリでシステムのモニタリングや操作が行えるようになりました。このアプリの導入によって、外出先からでも発電状況や電力の使用状況を確認できるようになったのは、大きな進化と言えるでしょう。よりスマートで快適なエネルギー管理が可能になっています。

 

 

 

 

 

性能と仕様

 

 

次に、機器の性能と仕様について解説いたします。

 

 

・パワーコンディショナ

 

 

それではまず、トライブリッドシステムの中核を担う「トライブリッドパワーコンディショナ」の基本性能と仕様についてご紹介いたします。現行モデルのT3と、新しく登場するT5については、基本的な性能はほとんど変わりません。どちらもパワコン出力は5.9kWです。一方、T6は大容量の太陽光パネルと接続できるように、パワコン出力9.9kWと、高出力になりました。ただし、停電時の出力はT6であっても5.9kWに制限される点にはご注意ください。これまで、この9.9kWという出力を備えたパワコンは、ダイヤゼブラ電機の製品が主流でした。そのため、大容量の太陽光発電を導入したい方にとって、今回のT6の登場は新たな選択肢が増える形となります。

 

パワコンのサイズは、T5とT6はどちらも幅690mm、高さ564mm、奥行228mmです。T3が幅685mm、高さ648mm、奥行239mmであったため、高さがなくなり、少しコンパクトになった印象です。また、パワコンに接続できる太陽光パネルの最大入力も異なります。T5はT3と同じく最大8.8kWまでですが、T6は11kWまで対応しています。加えて、T6では接続できる回路数が5回路に増え、大容量の太陽光パネルとも無理なく接続できるようになりました。T5の回路数は従来と同じく4回路です。

 

 

 

 

そして、T3からT5・T6への進化で最も大きなポイントは、太陽光発電の電力を蓄電池と電気自動車に同時に充電できるようになったことです。T3では、どちらか一方にしか電力を送ることができませんでしたが、T5とT6では同時充電が可能になり、太陽光で発電した電気をより効率的に活用できるようになりました。

 

 

・蓄電池ユニット

 

 

続いては、トライブリッドシステムに接続する蓄電池ユニットの性能と仕様についてご説明いたします。

 

これまでのT3では、蓄電容量が4.9kWhと7.4kWhの2種類から選ぶことができ、それぞれ2台まで接続することで、最大で9.9kWhあるいは14.9kWhの蓄電池システムとして構成することができました。そして今回のT5・T6では、4.9kWhの蓄電池ユニットはラインナップからなくなり、7.4kWhのモデルが継続されたほか、新たに9.9kWhの大容量ユニットが加わりました。これらも2台まで接続することができ、それぞれ最大14.9kWhと19.9kWhの構成が可能となっています。

 

T3のときと同様に、まずは1台だけ蓄電池を設置して、将来的にもう1台追加するという使い方もできますので、ライフスタイルの変化に合わせた柔軟な設計ができる点も魅力です。ただし、7.4kWhと9.9kWhの蓄電池を混在させて組み合わせることはできませんので、容量の選択は慎重に行う必要があります。

 

また、T5・T6に接続する7.4kWhの蓄電池には、屋内設置タイプと屋外設置タイプの2種類が用意されています。以前のT3では、屋内設置用のユニットに専用の屋外設置用ケースを取り付けることで屋外設置も可能でしたが、このケースが非常に高価だったため、当社では実際には屋外設置が可能なOEM製品である、長府工産のLib Tower Plusをご提案することが多くありました。

 

 

 

 

9.9kWhの蓄電池ユニットは屋内と屋外、ともに設置することができます。7.4kWhの屋内設置タイプの蓄電池ユニットのサイズは、幅540mm、高さ418mm、奥行230mmです。一方、7.4kWhの屋外設置タイプの蓄電池ユニットのサイズは、幅592mm、高さ436mm、奥行332mmです。そして、9.9kWhの蓄電池ユニットのサイズは、幅597mm、高さ619mm、奥行429mmとかなり大型になっています。ニチコン主催の製品説明会に参加した際に実物を見たのですが、9.9kWhのユニットは想像以上に大きくて正直驚きました。容量から考えると、もう少しコンパクトでもよかったのではないかと感じたほどです。また重量についても、7.4kWhのユニットが60kg台であるのに対し、9.9kWhのユニットはなんと160kgもありました。こちらも、その重さに驚かされる方が多いと思います。9.9kWhという大容量であることは確かに魅力ですが、設置場所の確保や搬入のしやすさなども含めて、事前の確認が必要になるユニットと言えるでしょう。

 

 

 

 

・V2H

 

 

次に、V2Hの性能と仕様についてご紹介いたします。

 

これまでのT3シリーズでは、スタンドとポッドが一体になったタイプと、別々に分かれたセパレートタイプの2種類が用意されていました。しかし今回のT5およびT6では、セパレート型のみの展開となります。V2Hスタンド本体も、これまでより大幅にコンパクトになりました。T3と比べて体積が約38%小さくなっており、具体的には幅470mm、高さ620mm、奥行208mmになっています。これにより、設置方法にも選択肢が増えました。T3では屋外に基礎を設けて据え置く方法が一般的でしたが、T5・T6では本体がコンパクトになったことで、外壁に直接設置することも可能となっています。限られたスペースでも導入しやすくなっています。

 

 

 

運転モードの紹介

 

 

ここからは、トライブリッドシステムで選べる運転モードについてご紹介いたします。電気の使い方やライフスタイルに合わせて細かく設定できるのも、このシステムの魅力のひとつです。

 

 

・グリーンモード

 

 

まずご紹介するのは「グリーンモード」です。このモードは、太陽光で発電した余った電力を、蓄電池や電気自動車に優先的に充電するという設定になります。太陽の力でつくった電気をできるだけ自家消費したいという方におすすめのモードです。

 

 

・EVモード

 

 

次に「EVモード」です。こちらは、太陽光で発電したすべての電力を、電気自動車への充電に優先的に使うという設定になります。たとえば通勤やお買い物で日中に車をよく使うという方には便利なモードです。ただ、EVモードを選んでいる間は、家庭で使う電気は電力会社から購入することになるため、使っている方はそれほど多くない印象です。

 

 

・売電モード

 

 

続いては「売電モード」です。これは、太陽光で発電した余剰電力をすべて売電に回すという設定です。蓄電池や電気自動車への充電は、基本的に夜間の安い電気を使うかたちになります。ただ、現在は売電単価よりも買う電気の単価のほうが高いため、このモードを選ぶ方はかなり少なくなっているのが現状です。

 

 

・AI運転モード

 

 

そしてこちらが「AI運転モード」です。このモードでは、蓄電池と電気自動車の充電・放電をAIが自動で最適にコントロールしてくれます。太陽光で発電した電気を上手に活用して、なるべく電力会社から買う電気を減らすような運転をしてくれます。毎日細かく設定するのが面倒という方や、できるだけ効率よく使いたいという方には特におすすめです。

 

 

 

 

・エレムーブ充電

 

 

トライブリッドシステムの特長でも紹介した「エレムーブ充電」という機能もあります。これは、日中に電気自動車が家にないときに、一度蓄電池へ電気をためておいて、車が帰宅したあとにその電気を移すという使い方です。太陽光でつくった電気を無駄なく活用する、まさにトライブリッドらしい機能です。

 

 

 

 

・ハイスピード拡張充電

 

 

最後に、「ハイスピード拡張充電」についてご紹介します。こちらは、最大9.9kWの出力で電気自動車へ一気に充電できるというモードです。T3のときには、太陽光発電や蓄電池だけでは9.9kWに足りない場合、不足分を自動的に電力会社から買う仕組みでした。ですが、T5とT6ではここが改良されていて、拡張充電モードを使うときに「電力会社から電気を買うかどうか」を選べるようになりました。「できるだけ早く充電はしたいけど、電気は買いたくない」と考える方も多くいらっしゃいましたので、これは非常にうれしい変更点だと思います。

 

 

 

 

それぞれのモードには特徴がありますので、ご家庭の使い方に合わせて最適な設定を選んでいただければと思います。

 

 

 

AI機能

 

 

ここからは、トライブリッドシステムに搭載されているAI機能についてご紹介します。現行モデルのT3にもAI機能は搭載されていて、翌日の天気予報と連動して、夜間の充電量を自動で調整してくれるという便利な機能がありました。

 

ただ、このAI制御の対象は蓄電池だけで、V2Hでつないだ電気自動車のバッテリーまでは制御はしていませんでした。それが今回のT5とT6では、蓄電池だけでなく、電気自動車のバッテリーもAIが一緒に制御してくれるようになっています。また、T3のときにはAI機能を有効にすると、夜間の充電時間が固定で「深夜1時から朝7時まで」と決まっていたため、実際の電力契約プランと合わないと非常に使いづらいという問題がありました。たとえば、東京電力のスマートライフプランでは夜間電力の時間帯が1時から6時までに設定されています。6時を過ぎると電気代が高くなりますので、本来なら朝の時間帯は蓄電池や電気自動車にためた電気を使いたいところです。

 

しかしT3では、AI機能を使っていると7時までは充電時間となるため、せっかくの電気を使うことができませんでした。特に朝の6時から7時は、洗濯をしたり朝食の準備をしたりと、電気をよく使う時間帯ですから、その1時間が無駄になってしまうのは非常にもったいない仕様でした。その点、T5とT6では大きく改善されています。全国のさまざまな電力プランに合わせた設定ができるようになっており、ご家庭で契約されている電気料金プランに応じて、AIが充電時間を自動で調整してくれるようになりました。

 

 

 

 

さらに、電気自動車の充電スケジュールをあらかじめ登録しておけば、その予定も考慮して、AIが蓄電池と電気自動車の両方の充電量を最適にコントロールしてくれます。そして、T3にも搭載されていた「気象警報・早期注意報」と連動した自動制御機能も、T5とT6に引き続き採用されています。たとえば、大雨や台風などの警報が発令された場合、自動的に蓄電池の充電を開始して、万が一の停電に備えてくれるという安心の機能です。こうしたAI機能の進化により、日常の利便性だけでなく、非常時の備えとしても、より頼もしいシステムになっているのがT5とT6の魅力です。

 

 

 

 

 

 

その他

 

 

ここからは、従来のT3で少し使いづらかった点が、T5・T6でどのように改善されたのかをご紹介いたします。

 

 

・手動操作の必要性

 

 

まずひとつ目は、電気自動車のバッテリー残量が15%未満のときに、手動操作の必要があったという点です。

 

T3では、グリーンモードで運転していても、翌朝、電気自動車のバッテリー残量が15%未満になっていると、太陽光発電でつくった余剰電力を電気自動車に充電することができませんでした。この場合、一度ご自身で手動操作をして「車両充電モード」に切り替え、残量を15%以上まで回復させる必要がありました。

 

これがT5・T6では改善され、15%というしきい値がなくなりました。そのため、電気自動車のバッテリー残量にかかわらず、太陽光発電の余剰電力で自動的に充電が開始されるようになっています。ただし、電気自動車のバッテリー残量が10%未満になった場合には、バッテリー保護の観点から、システム側が自動的に車両充電を行うよう設計されています。このあたりも、より安心してお使いいただける配慮と言えるでしょう。

 

 

 

 

 

・余剰電力抑制

 

 

そしてもうひとつ、T3では太陽光パネルの容量が8kWを超えるようなシステムの場合、昼間の発電ピーク時を中心にしか充電されない「余剰電力制御」が働く仕様になっていました。そのため、たとえ朝の時間帯に余剰電力が出ていたとしても、蓄電池に充電が行われないというケースがありました。この点についてもT5では改良されていて、余剰電力制御をオン・オフで自由に設定できるようになっています。たとえば「朝の早い時間から余剰電力をしっかり充電したい」という方は、余剰電力制御をオフに設定しておくことで、より柔軟な運用が可能になります。さらにT6に関しては、この「余剰電力制御」という機能自体がそもそも搭載されておらず、最初からすべての余剰電力を活用できる仕様となっています。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した新型トライブリッドシステム「T5」と「T6」は、従来のT3からさらに進化し、太陽光発電・蓄電池・電気自動車をよりスマートに連携させることで、家庭のエネルギー活用を一段と効率的で快適なものにしてくれます。

 

日中に発電した電気を蓄えて、必要なときにEVへ移す「エレムーブ」や、停電時でも安心して電気を使える全負荷対応、将来のライフスタイルに合わせてシステムを拡張できる柔軟性、そして変換ロスを抑える直流充電の効率の高さ。どれも、これからの時代にふさわしい機能ばかりです。さらに、AIによるきめ細やかな運転制御や、電力プランに応じた柔軟な充電スケジュール設定、気象警報と連動した自動充電機能など、実際の生活に寄り添った工夫も随所に見られました。そしてT5・T6では、これまで使いづらいと感じられていた仕様も丁寧に見直され、より安心で扱いやすいシステムへと仕上がっています。トライブリッドシステムは、今後ますます注目される住宅用エネルギー管理の中心となる設備です。太陽光発電や蓄電池、電気自動車をすでに導入されている方、またこれから検討される方にとっても、T5・T6は非常に魅力的な選択肢になるのではないでしょうか。

 

 

 

もちろん、太陽光パネルや蓄電池の設置だけでなく、設置後も上手に使えるようアフターフォローを重視している方は、見積りも受け付けていますので、お気軽に連絡ください。

 

 

 

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