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太陽光発電
今回は、これから太陽光発電を導入しようと考えている方に、とても大事なお話があります。実は、太陽光パネルの価格がこの秋から最大で2割近く値上がりする見通しです。
「太陽光って年々安くなっているんじゃないの?」と思われた方も多いかもしれません。ところが今、業界全体でこれまでとは逆の動きが出てきています。では、なぜ太陽光パネルが値上がりするのか?そして、住宅用にもどんな影響があるのか?今回のブログで詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
値上げの背景を解説
太陽光パネルの値上げには、大きく2つの要因があります。まずひとつ目は、原材料の高騰です。太陽光パネルの主原料であるシリコンをはじめ、部材の国際価格が急激に上がっています。背景には、過剰生産による値下がりから一転して、供給が減り、需給のバランスが崩れていることがあります。実際に、日本市場でも今年の春から原料高を理由に値上げを告知するメーカーが出てきました。
そしてふたつ目が、中国政府の政策による税負担の増加です。中国では「増値税」と呼ばれる、日本でいう消費税にあたる税金がかかります。2024年12月までは、税率が13%で、その全額が還付される仕組みだったため、メーカーの実質的な税負担はゼロでした。ところが昨年末から、この還付率が13%から9%に引き下げられ、メーカーは実質4%の税負担を抱えることになりました。さらに今年の秋から冬にかけて、この還付率がもっと下げられるのではないかと、業界全体で強い警戒感が広がっています。
ここで大きなポイントになるのが、業界の構造です。長年、価格競争が激しくなる中で、多くのメーカーが中国での生産やOEMに依存してきました。そのため、どうしても中国政府の政策ひとつでパネル価格が大きく影響を受けやすい状況になっているのです。いまは、その依存の大きさが表面化してきた、と言えるかもしれません。

メーカーの動向
実際に、すでに値上げの動きは始まっています。例えば、サンテックパワージャパンは、今年の5月から6月にかけて産業用パネルを20%値上げしました。また、ジンコソーラージャパンは、住宅用・産業用を問わず、今年8月から13%の値上げを実施しています。
さらに住宅用では、ハンファジャパンの新型 Re.RISE-NBC が登場しています。このモデルは値上げという形ではありませんが、原材料の高騰や中国の政策リスクを踏まえ、最初からやや高めの価格設定がされています。つまり、新製品の段階で、すでに世界的なコスト上昇の影響が反映されているということです。このように、産業用を中心とした値上げは事実として進んでおり、住宅用でも新モデルの価格にその影響が表れ始めています。

今後の見通し
では、この先どうなっていくのか。最大の注目ポイントは、中国政府の政策動向です。昨年から始まった増値税の還付率引き下げによって、メーカーの税負担はすでに増えています。
そして、今年の秋から冬にかけて、さらに還付率を下げるのではないか、という見方が強まっています。もし大幅に引き下げられれば、メーカーのコスト負担は一気に増え、追加の値上げは避けられません。しかも、中国政府はこうした政策を実施の直前に突然発表することも少なくありません。そのため、ある日を境に仕入れ価格が跳ね上がる、というリスクを業界全体が抱えているのです。こうした流れから考えると、これまで産業用が中心だった値上げも、住宅用に本格的に波及する可能性は高いといえます。今後は、住宅用の市場でも「いつ価格が上がってもおかしくない」という不安定な状況が続くことになりそうです。

視聴者へのアドバイス
では、こうした状況の中で、私たち消費者はどうすればいいのでしょうか。一番大切なのは、検討中の方はできるだけ早めに導入を進めることです。太陽光パネルは一度設置すれば長く使える設備ですので、値上げ前に決断することで、将来的な負担を大きく減らすことにつながります。
まとめ
今回のまとめです。太陽光パネルは、原材料の高騰や中国の政策変更によって、これからさらに値上がりする可能性が高まっています。すでに産業用では大幅な値上げが始まっており、住宅用の新製品にもその影響が反映され始めています。
つまり、これから導入を検討されている方にとっては、できるだけ早めの決断が結果的にお得で安心につながるということです。「もっと先でいいかな」と思っているうちに価格が上がってしまえば、同じ設備を導入するのに余計な負担が増えてしまいます。ですので、少しでも興味を持っている方は、今のうちに情報収集や検討を進めてみてください。
もちろん、太陽光パネルや蓄電池の設置だけでなく、設置後も上手に使えるようアフターフォローを重視している方は、見積りも受け付けていますので、お気軽に連絡ください!
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