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蓄電池

【やっちゃダメ!】冬の家庭用蓄電池設定3選【電気代節約効果アップ】

 

最近だいぶ寒くなってきましたが、皆さんのお家でも、電気の使い方が夏や秋とは少し変わってきているのではないでしょうか。冬はどうしても暖房や給湯にたくさん電気を使いますし、太陽光の発電量も下がります。さらに蓄電池も気温の影響を受けて、充電スピードが下がる季節でもあります。

 

少し前の動画では、そんな冬でも安心して使っていただけるように、蓄電池のおすすめ設定についてお話ししました。ただ、実は冬という季節は、良い設定とそうでない設定の差が、ほかの季節よりもはっきりと電気代に影響しやすい時期です。設定を少し変えるだけで、「あれ、なんだか蓄電池の効果が出ていないな…」ということも起こりやすくなります。そこで今回は、前回とは逆の視点から、冬にやってしまうと損につながりやすい設定について、三つに絞ってお話ししていきたいと思います。

 

これを知っておくだけで、蓄電池の本来のメリットを十分に引き出せるようになりますし、冬の電気代対策としてもかなり役に立つ内容になるはずです。これから蓄電池の導入を考えている方にも、すでにお使いの方にも、「そういう考え方だったのか」と納得していただける内容になっていますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。

 

 

 

冬の蓄電池の使い方と考え方

 

 

それではここから、冬に蓄電池をうまく使うために、まず必ず押さえておいてほしい“根本の考え方”についてお話ししたいと思います。この部分を理解しているかどうかで、冬の節電効果が本当に大きく変わってきます。

 

蓄電池というと、「どの時間にたくさん電気を使うか」という視点で考えてしまいがちです。夕方はエアコンや照明、料理、お湯の使用が重なって、どうしても電気の使用量が増えるため、「じゃあ蓄電池は夕方に残しておこう」と考える方がとても多いです。ただ、節電効果を決めているのは、実は“電力量”ではありません。影響が大きいのは“電気料金の単価”の方です。夜間の電気料金が安いプランに入っているご家庭では、昼間の電気料金がどうしても高くなります。

 

 

 

 

そうすると、夕方の電気使用量が多いかどうかよりも、昼の高い電気を買わずに済むかどうかのほうが、節約額に直結していきます。ところが、この「単価」を意識しないまま蓄電池を運用してしまうと、冬に特に起こりやすい落とし穴がひとつあります。

 

 

 

 

それが、放電する時間を昼間に割り当てず、夕方のために温存してしまう、という考え方です。電気を多く使う時間帯に蓄電池の放電を回そうとするのは、一見すごく正しそうに思えます。しかし実際は、昼間の電気の方が電力単価は高いため、昼の高い電気を蓄電池でまかなった方が、夕方の使用量が多いかどうかよりも、ずっと節約効果が大きくなります。

 

たとえ昼間に使う電力量が少なかったとしても、それが高い電気であれば、昼に蓄電池を使ったほうが効果は高くなります。つまり、「どれだけ使うか」よりも「いくらの電気を買わずに済むか」のほうが重要ということです。この原則を知らずに夕方にばかり蓄電池の電気を残そうとすると、「思ったほど電気代が下がらない」「蓄電池の効果がいまいち感じられない」ということが起きてしまいます。冬の蓄電池運用で大切なのは、使用量の大小ではなく“単価が高い時間帯を優先する”という視点です。

 

 

 

 

この考え方さえ押さえていただければ、次にお話しする具体的な「やってはいけない設定」が、なぜ損につながってしまうのかがぐっと理解しやすくなると思います。

 

 

 

冬のNG設定:夜間を毎日“満充電”にしてしまう

 

 

次にお話ししたい“冬にやってはいけない設定”は、夜間の時間帯に毎日、蓄電池を満充電にしてしまうことです。夜の電気料金は安いので、「安い電気でしっかり貯めておいたほうが得だろう」と考えたくなりますよね。これは本当に多くのお客様が一度はやってしまう設定ですが、実はここに大きな落とし穴があります。

 

 

 

 

というのも、蓄電池にとって一番価値の高い充電源は“夜の安い電気”ではなく、昼間に太陽光で発電した電気です。設備費用を除くと、太陽光発電した電気は、“タダの電気”です。夜間電力は安いとはいえお金がかかりますので、蓄電池はできる限り太陽光の電気で充電させるほうが、圧倒的にメリットが大きくなります。

 

 

 

 

ところが、夜に毎日100%まで充電してしまうと、翌朝は蓄電池がすでにパンパンの状態になってしまいます。そうすると、本来なら昼間の太陽光でしっかり充電できたはずのところに“空き容量”がなくなってしまい、太陽光の電気が余ってしまいます。結果として、太陽光の電気を売電に回すことになります。

 

 

 

 

売電が悪いわけではありませんが、今の売電単価は電気を買う単価よりもかなり安いため、せっかくの太陽光の電気を売ってしまうのは、節約という意味ではとてももったいないことです。本来ならタダの電気を蓄電池に入れて、昼や夕方の高い電気料金の時間帯に使っていけば、かなり大きな節電効果につながります。

 

しかし、夜間に毎日満充電にしてしまうと、それができなくなってしまいます。「安い夜間電力でお得に充電したつもりが、もっと価値の高い太陽光での充電のチャンスをつぶしてしまう」という、逆転現象が起きてしまいます。特に冬は太陽光の発電量が少なくなる季節なので、少ない発電量でも“できる限り蓄電池に充電して活かす”ことがとても重要になります。それなのに夜の満充電を固定にしてしまうと、そのわずかなチャンスすら奪ってしまいます。

 

もちろん、夜間が安いプランの場合、夜にある程度充電しておくこと自体は悪いことではありません。ただ、毎日必ず満タンにしてしまうと、太陽光で充電できるはずのタイミングを全部塞いでしまい、結果的に節電効果が下がってしまいます。蓄電池の充電は、夜の安い電気を使うより、太陽光で貯めるほうが、圧倒的に価値が高い。このポイントさえ押さえていただければ、冬の運用で“満充電固定”がどれほどもったいない設定なのかが、自然と見えてくると思います。

 

 

 

 冬のNG設定:AIやモードを頻繁に切り替えてしまう

 

 

そして三つ目の“やってはいけない設定”は、蓄電池のAI機能や節電モードを、頻繁に切り替えてしまうことです。これは一見、いろいろ試しながら最適な設定を探しているように見えますが、実はこれが一番、蓄電池の判断を乱してしまう原因になります。

 

まず大前提として、蓄電池のAIは万能ではありません。どんなメーカーのAIでも、基本は「翌日の天気予報」と「最近の消費パターン」を参考にしながら、夜間にどれくらい充電するかを判断しています。ということは、天気予報が外れればAIも外れますし、季節の変わり目のように消費パターンが大きく変化する時期は、AIもその変化に追いつかないことがあります。ただ、ここで誤解していただきたくないのは、「AIはダメだから手動のほうがいい」という話ではないということです。

 

むしろ、毎日その日の天気や発電量の傾向を見て、夜間充電量を自分で調整できる方であれば、手動のほうが節電効果は大きくなることが多いです。逆に、毎日まめに設定をいじる余裕がない方や、日々の電力使用量の変動を細かく把握するのが難しい方は、AIに任せたほうが安定します。AIはサボらないので、ずっと同じ基準で判断してくれるという強みがあります。

 

問題なのは、「手動とAIを行ったり来たりしてしまう」ことです。AIは数日分のデータを元に夜間充電量を判断していますが、設定をころころ変えてしまうと、その判断材料そのものがガタガタになってしまいます。すると、夜に多く充電し過ぎたり、逆にまったく充電しなかったりと、充電がとても不安定になり、節電効果が落ちてしまいます。特にHUAWEIの蓄電池のAI機能である「EMMA」のように、電気料金の単価まで考慮して放電を最適化するタイプの場合、この“継続性”がとても重要になります。

 

途中でモードを変えてしまうと、せっかくAIが作ろうとしていた最適化の流れがリセットされてしまうことがあります。そのため、AIを使うのであればしばらくAIに任せ切ってみる、逆に自分で調整するのであれば一定期間は手動で続ける、というように、運用の軸をしばらく固定してあげることが大切です。AIが万能でないという前提を理解しつつ、自分の生活スタイルに合った使い方を選ぶことが、冬の蓄電池の性能をしっかり引き出すポイントになります。

 

 

 

まとめ

 

 

今回は、冬にやってしまいがちな蓄電池の設定について3つお話ししました。冬は発電量が減ったり、暖房で電気をたくさん使ったりと、どうしても条件が厳しい季節です。そのぶん、設定の違いが電気代に大きく影響します。

 

大切なのは、電気をたくさん使う時間ではなく、“電気料金の単価が高い時間”を優先して蓄電池を活用すること。そして、夜に毎日満充電にしてしまうと、太陽光の電気で充電するチャンスをつぶしてしまう点にも注意が必要です。AIやモードも、頻繁に切り替えるより、しばらくどちらかに統一した方が安定します。今回の3つのポイントを意識していただくと、冬でも蓄電池の効果をしっかり引き出せますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

もちろん、太陽光パネルや蓄電池の設置だけでなく、「設定の変更方法がわからない」「自分の家に合った使い方を知りたい」という設置後も上手に使えるようアフターフォローを重視している方は、見積りも受け付けていますので、お気軽に連絡ください!

 

 

 

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