ブログ・YouTubeBlog & Youtube

ブログ・YouTube Blog & Youtube
YouTube

オール電化

【湯切れ防止】年末年始エコキュートのかしこい使い方【タンク沸き増し設定方法】

 

年末年始に入ってから、「お湯が途中で足りなくなった」「急にエコキュートの調子が悪い気がする」こんな経験をしたことはありませんか。実はこれ、エコキュートの故障ではないケースがほとんどです。

 

年末年始は、家族が集まったり、生活リズムが変わったりと、エコキュートにとっては一年の中でも一番条件が厳しい時期になります。普段と同じ設定、普段と同じ使い方のままだと、どうしても湯切れしやすくなったり、無駄に電気代がかかったりしてしまうことがあります。

 

そこで今回は、年末年始のエコキュートの上手な使い方として、まず「この時期ならではの特徴」を整理したうえで、湯切れを防ぎつつ、電気代も無駄にしない対処方法をわかりやすく解説します。後半では、メーカーごとの沸き増し設定についても説明しますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

年末年始の特徴

 

 

まずは、年末年始ならではの特徴から整理していきます。

 

 

① 家族が集まり、いつもよりお湯を多く使う

 

 

年末年始は、実家に帰省したり、親戚や家族が集まったりして、普段よりも家にいる人数が一気に増えることが多いです。そうなると、シャワーの回数が増えたり、お風呂に入る人数が増えたりして、どうしてもお湯の使用量が多くなります。普段と同じ感覚で使っていると、「あれ、もうお湯が少ない?」という状態になりやすく、湯切れが起きやすいのが年末年始です。

 

 

② 生活リズムが崩れ、お湯の使い方が不規則になる

 

 

次に多いのが、生活リズムの変化です。長期休みになると、入浴の時間がバラバラになったり、朝や昼にシャワーを使う人が出てきたり、深夜や早朝にお風呂に入ることも増えがちです。

 

ここでポイントなのが、エコキュートは「過去の使い方を学習してお湯をつくる仕組み」になっているという点です。普段と違う使い方が続く年末年始は、この学習がうまく当てはまらず、必要なタイミングでお湯が足りなくなることがあります。

 

 

③ 入浴以外のお湯の使用が増える

 

 

年末年始は、お風呂以外でもお湯を使う場面が増えます。来客時の手洗い、人数が増えることによる食器洗い、年末の大掃除でのお湯の使用などです。一回一回の量は少なく感じますが、これが積み重なると、気づかないうちにタンクのお湯が減っていきます。「お風呂はそこまで使っていないのに湯切れした」という場合は、実はここが原因になっていることも多いです。

 

 

④ 冬本番で、そもそも条件が厳しい

 

 

そしてもう一つ、大きなポイントがあります。年末年始は、冬本番です。外気温が低く、水道水の温度も下がるため、エコキュートにとっては、一年の中でも一番条件が厳しい時期になります。同じ量のお湯をつくる場合でも、夏より時間がかかり、タンクの保温効率も下がりやすくなります。そのため、「いつも通りの設定」「いつも通りの使い方」でも、お湯が足りなくなりやすいのが、この時期の特徴です。

 

 

 

対処方法

 

 

ではここから、年末年始に湯切れを防ぐための具体的な対処方法を説明します。難しい操作はありません。ちょっとした意識と、使い方の工夫がポイントです。

 

 

① タンクの湯量をこまめにチェックする

 

 

まず一つ目は、とても基本ですが、タンクの湯量をこまめにチェックすることです。年末年始は、お湯の減り方が普段より早くなります。特に冬は、「減ってから沸き増し」では間に合わないことも多いです。ですので、湯切れしてから気づくのではなく、「少し減ってきたな」と思った段階で確認する、この意識がとても大切です。

 

 

② 家族が集まる日は、早めに沸き増しをする

 

 

次に、家族が多く集まることが事前にわかっている日は、早めに沸き増しをしておくのがおすすめです。ここでポイントになるのが、ご自宅の電気料金プランと設備状況です。時間帯別料金プランを使っているご家庭では、できるだけ電気代が安い時間帯に沸き増しを行うようにしてください。

 

また、太陽光発電システムがあるご家庭では、天気の良い日は、太陽光発電している日中の時間帯に沸き増しをすると、電気代を抑えながらお湯を確保することができます。さらに最近のエコキュートでは、スマートフォンのアプリに対応している機種も増えています。アプリを登録しておけば、日中に家にいなくても、外出先から沸き増し操作が可能です。「昼間に発電しているのに、夜まで何もできない」ということを防げるのが、2025年ならではのポイントです。

 

 

③ お風呂に入るタイミングは、できるだけまとめる

 

 

三つ目は、お風呂に入るタイミングを、できるだけまとめることです。入浴時間がバラバラになると、どうしても追いだきや足し湯が増えやすくなります。追いだきは便利ですが、タンクのお湯を一気に消費する原因にもなります。無理に我慢する必要はありませんが、家族である程度入浴時間をまとめるだけでも、お湯の減り方はかなり変わります。節約を意識しすぎるというより、「減りにくい使い方をする」この考え方が年末年始には大切です。

 

 

 

各メーカーの沸き増し設定方法

 

 

では最後に、各メーカーの沸き増し設定方法について説明していきます。

 

 

・三菱

 

 

まずは、三菱のエコキュートからです。三菱の場合、いきなり沸き増しをする前に、「わき上げモード」という設定を確認しておくことがポイントになります。三菱のエコキュートは、過去およそ2週間の使用湯量を学習して、その結果をもとにお湯をつくる仕組みになっています。

 

この「わき上げモード」には、「おまかせ」と「多め」の2つがあります。通常の生活であれば、基本的には「おまかせ」で問題ありません。ただし、年末年始は、来客や帰省など、季節以外の理由でお湯の使用量が一気に増えることがあります。そのため、年末年始の期間だけは「多め」に切り替えるという使い方も検討してみてください。設定方法は簡単です。リモコン下にある「わき上げ設定」ボタンを押してください。ボタンを押すごとに、「おまかせ」と「多め」が切り替わりますので、使いたいモードに合わせて設定します。

 

 

 

 

次に、その日にたくさんお湯を使うことがわかっている場合の対処方法です。来客がある日や、家族が多く集まる日には、「満タンわき増し」を使いましょう。設定方法は、リモコン下にある「満タン」ボタンを押すだけです。満タンになると、その後お湯を約100リットル使うたびに、自動で沸き増しを行います。わき増し中は、リモコンに「わき上げ中」と表示されます。この「満タンわき増し」は、設定している間は、タンク全体を何度も沸き増しする動きになります。

 

ここで注意点があります。満タンわき増しは、時間帯に関係なくお湯を沸かすため、電気料金が高くなる可能性があります。そのため、必要な日だけ使う、使い終わったら解除する、という使い方がおすすめです。夜間の安い時間帯に入ると、この設定は自動的に解除されます。もし夜間になる前に解除したい場合は、もう一度「満タン」ボタンを押してください。

 

 

 

 

・パナソニック

 

 

次に、パナソニックのエコキュートです。パナソニックの場合は、「どれくらいのお湯を増やしたいのか」を自分で決められるというのが大きな特徴です。操作は、台所リモコンから行います。まず、台所リモコンにある「沸き増し」ボタンを押してください。

 

そうすると、100リットルから500リットルまでの量と、「全量」の中から、どれくらいお湯を沸き増しするかを選べる画面になります。上下のボタンで、沸き増ししたいお湯の量を選び、決まったら「決定」ボタンを押します。これで沸き増しがスタートします。ここで、時間の目安を一つお伝えします。おおよそですが、100リットルのお湯をつくるのに、約1時間かかります。夜間の安い時間帯に沸き増しをする場合や、太陽光発電している日中に沸き増しをする場合は、この時間を目安にすると、どれくらい前から操作すればいいかがわかりやすくなります。

 

また、どれくらいのお湯を使うのかの目安として、このあと表示している表も参考にしてみてください。家族の人数や使い方に合わせて、無理のない量を選ぶのがポイントです。パナソニックのエコキュートは、設定した沸き増し量によって、解除のタイミングが変わります。100リットルから500リットルの範囲で設定した場合は、設定した量を沸き増しし終えると、自動で沸き増しが解除されます。

 

一方で、沸き増しの湯量を「全量」にした場合は、約24時間、タンクの湯量を満タンの状態に保ち、24時間後に自動で解除されます。もし途中で沸き増しを止めたい場合は、もう一度「沸き増し」ボタンを押してください。

 

 

 

 

・日立

 

 

次に、日立のエコキュートです。日立のエコキュートは、「タンク沸き増し」の考え方が少し独特なので、ポイントを整理しながら説明します。日立の「タンク沸き増し」には2つの考え方があります。日立には、「お好み量沸き増し」という設定があり、これが 「切」か「入」か によって、沸き増しの動きが変わります。工場出荷時の初期設定は、お好み量沸き増しは「切」になっています。

 

お好み量沸き増し「切」の場合、お好み量沸き増しが「切」の状態では、タンクの残り湯量がどれくらい残っていても、タンクの目盛りが5目盛まで自動で沸き増しされます。操作はとても簡単で、「タンク沸き増し」ボタンを1回押すだけです。すると、「沸き増しを開始します」という音声が流れ、沸き増し運転が始まります。一方、お好み量沸き増しを「入」にしている場合は、どこまで沸き増しするかを自分で選べるようになります。タンクの残湯量目盛を見ながら、「このくらいあれば足りそう」という位置まで沸き増し量を指定できます。

 

 

 

 

ここからは、お好み量沸き増しの「入」「切」の設定方法を説明します。台所リモコン下にある「eco」ボタンを押してください。次に、「節約サポートメニュー」が表示されますので、上下ボタンで「お好み量沸き増し」を選びます。左右ボタンで、「入」と「切」を切り替え、希望の設定になったら「決定」ボタンを押してください。これで設定は完了です。

 

 

 

 

次に「タンク沸き増し」を実行します。お好み量沸き増しが「切」の場合、先ほど説明したとおり、「タンク沸き増し」ボタンを1回押すだけでOKです。音声案内と表示が出て、自動で沸き増しが始まります。お好み量沸き増しが「入」の場合は、「タンク沸き増し」ボタンを押すと、タンクの目盛りが点滅します。そのまま「タンク沸き増し」ボタンを押していくと、点滅している目盛りが少しずつ変わっていきます。

 

希望する湯量の目盛りになったところで、しばらく何も操作せずに待ってください。すると、目盛りが点滅から点灯に変わり、「沸き増しを開始します」という音声が流れて、沸き増し運転が始まります。設定した目盛りまで沸き増しが終わると、自動で運転は終了し、リモコンの表示でお知らせしてくれます。もし途中で沸き増しを止めたい場合は、もう一度「タンク沸き増し」ボタンを押してください。

 

 

 

 

・ダイキン

 

 

次に、ダイキンのエコキュートです。ダイキンは、沸き増しの操作がとてもシンプルなのが特徴です。まず、台所リモコンにある「タンク沸き増し」ボタンを押してください。すると、沸き増しの種類として、「1回」と「12時間」の2つが表示されます。上下ボタンで、使いたい方を選び、「決定」ボタンを押します。

 

ここで、それぞれの違いを説明します。「1回」を選ぶと、そのとき一度だけ、タンクのお湯を満タンまで沸き上げます。「12時間」を選ぶと、設定してから12時間のあいだ、お湯が減るたびに自動で満タンまで沸き上げます。「今日は来客が多い」「何度もお風呂に入る予定がある」という日は、12時間を選んでおくと安心です。もし途中で沸き増しを止めたい場合は、もう一度「タンク沸き増し」ボタンを押してください。今まで紹介してきた他メーカーと比べると、ダイキンのエコキュートは、選択肢が少なく、シンプルな設計になっています。

 

 

 

 

・コロナ

 

 

最後に、コロナのエコキュートです。コロナのエコキュートは、これまで紹介してきたメーカーと少し考え方が違っていて、お湯の量ではなく、時間で沸き増しを設定するのが特徴です。1時間単位で設定できて、最大で3時間まで沸き増しを行うことができます。操作は、台所リモコンから行います。

 

まず、台所リモコンにある「タンク湯増し」ボタンを押してください。すると、「タンク湯増し」のランプが点滅して、湯増し時間を選ぶ画面が表示されます。この状態で、「タンク湯増し」ボタンを押すたびに、1時間、2時間、3時間、そしてキャンセル、という順番で表示が切り替わっていきます。今日はどれくらいお湯を使いそうか考えながら、希望の時間に合わせてください。時間が決まったら、「決定」ボタンを押すか、そのまま5秒ほど操作せずに待ちます。設定が確定すると、「湯増しをします」という音声が流れて、沸き増し運転が始まります。

 

沸き増し中は、通常の画面に「湯増し中」と表示されるので、今どんな状態かもひと目でわかります。もし途中で湯増しを止めたくなった場合は、もう一度「タンク湯増し」ボタンを押してください。これで湯増しは解除されます。

 

 

 

 

まとめ

 

 

ここまで、年末年始のエコキュートの特徴と、湯切れを防ぐための対処方法、そしてメーカーごとの沸き増し設定を紹介してきました。年末年始は、お湯の使用量が増えて、使う時間も不規則になり、さらに冬本番で条件が厳しい時期です。

 

この時期に、普段と同じ設定のままで使ってしまうと、湯切れや電気代のムダにつながりやすくなります。だからこそ、タンクの湯量を意識して確認すること、必要な日は早めに沸き増しをすること、そしてエコキュートの特徴に合わせて使い方を切り替えることが大切です。年末年始は、エコキュートを「いつも通り」ではなく、特別な期間として使うこの意識だけでもトラブルは防ぎやすくなります。ぜひ、ご自宅のエコキュートの設定を一度確認してみてください。

 

もちろん、「設定の変更方法がわからない」「自分の家に合った使い方を知りたい」という設置後も上手に使えるようアフターフォローを重視している方は、見積りも受け付けていますので、お気軽に連絡ください!

 

 

お問い合わせはこちら