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蓄電池
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今回は、家庭用蓄電池のタイプの選び方として、全負荷と特定負荷の違いについて紹介します!
どんな買い物でも買う目的を明確にすることが、買った後の満足度を高めたり、こんなはずじゃなかったと後悔したりしない最も重要な要素です!蓄電池選びももちろん同じで、蓄電池を導入する目的をはっきりさせることで、ご家庭や使うご自身にあった機種を選ぶことができます。
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太陽光発電の売電単価がFIT終了で安くなるから、余剰電力を有効活用して節電するため
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災害対策として停電時にも太陽光発電と組み合わせて長期的に電気を使うことができるようにするため
などです。
停電時についてさらに
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その停電は何時間、何日などどれくらいの期間を想定しているのか
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ご自宅がオール電化の場合は、それら製品も停電時に使いたいのか
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電化製品すべて使えなくても、最低限の電気さえ使えればいいのか
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今使っているエアコンは100Vか200Vか
なども確認しておくといいでしょう。
今回紹介する全負荷と特定負荷の違いは停電時に関する項目ですが、太陽光発電の余剰電力の有効活用による節電だけを目的としている方も内容を整理できます。全負荷と特定負荷、それぞれのメリット、デメリットとどんなご家庭にオススメなのか順番に紹介していきますので、これから蓄電池の導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
全負荷のメリット
まず全負荷とは、停電時におうちすべての部屋で電気を使うことができるタイプです。冷蔵庫やエアコン、テレビをはじめ、200VのエコキュートやIHクッキングヒーター、200Vエアコンもいつも通り使うことができます。つまり、停電になっても、いつもと変わらない生活ができることがメリットです。
全負荷のデメリット
すべての部屋で電気を使うことができるので、後で紹介する特定負荷よりも早く蓄電池の電気がなくなることがデメリットです。なので、停電時に使う電気は自分で判断して節電していく必要があります。
また、購入価格でみた場合、100Vから200Vに変換するトランスユニットなど、特定負荷よりも設置する機械が多くなるため、その分購入価格も高くなります。さらに、特定負荷よりも全負荷タイプの方が人気があることと、現在の世界的な半導体不足の影響で、納期が非常にかかります。
全負荷がオススメの家庭
全負荷タイプの蓄電池がオススメのご家庭は、ご自宅にエコキュートやIHクッキングヒーター、200Vのエアコンがあって、停電時にもそれを使いたい方、停電になってもいつもと同じように電気が使える安心がほしい方です。特に節電意識がないけど、数時間の短い期間の停電しかを想定してないという方も全負荷が良いと思います。
特定負荷のデメリット
次に特定負荷とは、停電時にあらかじめ決めておいた特定の部屋、コンセントの電気のみを使うことができるタイプです。ブレーカーの中でも1回路または2回路程度で、24時間使っている冷蔵庫のあるキッチンや家族が集まるリビングなど必要最低限の回路のみ使用できます。
特定負荷のメリット
特定負荷メリットは、全負荷と比べて特定の部屋、コンセントしか停電時に使うことができないので、蓄電池の電気をより長い時間使うことができます。購入価格でみた場合、全負荷タイプより構成機器が少ないため、購入価格も安くなります。
また、メーカーによりますが、全負荷の蓄電池の納期が3,4か月またはまったく目途がたたないのに対して、特定負荷の場合は在庫があるためすぐに導入できます。こういった状況から、販売を特定負荷に切り替えてすすめてくる訪問販売の方もいます。特定負荷タイプの蓄電池でもご家庭にあっていれば問題ありませんが、全負荷と特定負荷の違いを理解してから、ご家庭にあった方を選んでいただきたいです。
特定負荷がオススメの家庭
特定負荷タイプの蓄電池がオススメのご家庭は、太陽光発電の余剰電力を有効活用して節電することだけを導入目的とする方、停電時は100V対応の最低限の電化製品さえ使えればいい方、停電時に長く蓄電池の電気を使いたい方、導入費用を抑えたい方です。
まとめ
全負荷と特定負荷の違いをまとめるとこのようになっています。
冒頭でもお伝えしたように、蓄電池を導入する目的をはっきりさせることで、ご家庭にあった機種を選ぶことができます。停電時にどんな行動するのかご家族とまずは話し合ってみてください。
蓄電池ってどうやって選べばいいの?他社で見積をもらったけどこれって安いの?よくわからないという方、設置後のアフターサポートにこだわりのある方は、気軽に連絡ください。
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