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V2H

ニチコンEVパワーステーションの全モデル比較!違いやデメリットは?

 

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今回はV2Hの中でもシェア1位のニチコン「EVパワーステーション」の各モデルの仕様や性能について紹介します!そもそもV2Hってどんなものなのか、何ができるのかを知りたい方は、基本機能や動作のしくみを解説したブログをご覧ください。ニチコンV2H「EVパワーステーション」のモデルは大きく、スタンダードモデルとプレミアムモデルの2つがあります。また、新しく登場したプレミアムPlusモデルについても解説します。これから電気自動車やV2Hの導入を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

スタンダードモデルとプレミアムモデル

 

まず、スタンダードモデルとプレミアムモデル両方も特長と違いについて解説します。

 

 

 

 

通常時は、EVへの充電出力とおうちへの給電出力はともに最大で6kWです。特にEVへの充電出力は200V普通充電と比べて約2倍の充電速度です。また、インテリ充電といって、現在のおうちの電力使用量とEVへの充電量が、電力会社との契約容量を超えない、ブレーカーが落ちないように充電します。

 

 

停電時の仕様に違いがあって、スタンダードモデルはV2H導入時にあらかじめ決めておいたリビングやキッチンのみで、100Vの電化製品のみを使うことができます。一方、プレミアムモデルはおうち丸ごと、どこの部屋でも電気を使うことができます。また、100Vの電化製品だけでなく、200Vの電化製品も使うことができます。

 

 

停電時のおうちへの給電出力も特定負荷のスタンダードモデルでは3kVA、全負荷のプレミアムモデルでは6kVAです。

 

 

 

また、停電時の太陽光発電との動作に大きな違いがあります。

 

 

 

 

スタンダードモデルの場合、太陽光発電した電気は、太陽光発電用のパワコンから停電時専用の自立コンセントからしか使うことができません。電気自動車の電気は、あらかじめ決めておいたリビングやキッチンのみで使うことになります。つまり、太陽光発電システムとEVパワーステーションは連系しておらず、それぞれ独立して利用することになります。それぞれ独立しているので、太陽光発電した電力を電気自動車へ充電することもできません。

 

 

一方、プレミアムモデルの場合、停電時でも太陽光発電システムと連系動作するので、おうちの消費電力量が太陽光発電量よりも多いときは、EVからおうちへ放電して、太陽光発電とEVの電力を使います。おうちの消費電力量が太陽光発電量よりも少ないときは、余剰電力をEVへ充電します。

 

 

 

 

 

V2Hの操作についても違いがあります。本体で操作することはもちろんできますが、わざわざ外まで出ていくのは面倒くさいです。プレミアムモデルの場合、専用のスマホアプリで操作ができるので、おうちの中から操作できます。また、アプリから充放電の履歴を確認できるので、履歴情報をもとに生活サイクルに合わせてかしこく利用ができます。

 

 

 

 

 

EVパワーステーションのデメリット

 

そして、最後にニチコン「EVパワーステーション」最大のデメリットを説明します。

 

 

 

 

停電になると、EVパワーステーションの電源も切れて動かせなくなります。このままだと電気自動車の電気をおうちに給電することはできません。そのためにはまず、EVパワーステーションの電源を入れる必要があります。電源を入れるには、電気自動車にあるシガーソケットに専用ケーブルをつないで、もう一方をEVパワーステーションに挿します。EVパワーステーションを動かすことができれば電気自動車からEVパワーステーションに充電ケーブルから放電できるようになります。これが非常に手間で、この仕様はスタンダードモデルもプレミアムモデルも同じです。

 

 

 

プレミアムPlusモデル

 

これを解決したモデルとして登場したのがプレミアムPlusモデルです。プレミアムPlusモデルは、プレミアムモデルにUPS非常用電源と自動切替分電盤がついたものです。停電になったときにUPS非常用電源によって、一定時間EVパワーステーションの電源が生きたままになります。その間に、充電ケーブルが電気自動車にささっている状態で「放電ボタン」を押すと、電気自動車からおうちへ電気が供給されます。

 

 

 

まとめ

 

ニチコンV2H「EVパワーステーション」の各モデルの特長や違いの紹介は以上です!大きく、スタンダードモデルとプレミアムモデルの2つがありますが、停電時の動作をもっと簡単にしたのが新しく登場したプレミアムPlusモデルです。

 

 

 

 

V2Hシステムでこんなことに悩んでるという方は、気軽に連絡ください。

 

 

 

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