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太陽光発電

【受注・生産終了】パナソニックHITと新型MPシリーズ

 

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今回はパナソニックの太陽光パネルHITシリーズの受注と出荷の終了スケジュールと新型の太陽光パネルMPシリーズについて紹介します。

 

 

 

 

パナソニックのHITシリーズは三洋から引き継いだ太陽光パネルのモデルです。高温になると発電効率が落ちてしまう結晶系のパネルの弱点をアモルファスシリコンで改善し、夏場などの気温が高い時期でも効率が低下しにくい「ヘテロ接合型構造」が特長です。

 

 

 

 

また、複雑な形状の屋根が多い日本で、発電効率が高く、台形のモジュールがあるのは大きなメリットでしたが、最近の海外メーカーの太陽光パネルに比べて価格が高いところがデメリットでした。

 

 

 

終了スケジュール

 

具体的な終了スケジュールは、2022年4月28日で受注終了、2022年9月30日で出荷終了となっています。ただし、外つば工法の120Wハーフモジュールの太陽光パネル「VBHN120SJ44」が、ZEH対応需要が活発化した影響で、一足早く2022年1月31日で受注終了、2月28日で終了となります。

 

 

特に私が注目しているのが台形のモジュールです。現在、台形のモジュールを扱っているのは、パナソニック、シャープ、長州産業で、シャープは自社ブランドのパネルを生産し続けるものの値上げする方向となっています。長州産業も台形モジュールを含むBシリーズの生産終了する方向となっています。年々太陽光パネル1枚の大きさが大きくなるだけでなく、台形モジュールを取り扱うメーカーが減ってきたことで、都心などで複雑な形状の屋根が多い日本では、思ったより太陽光パネルを設置できないことが多くなりそうです。

 

 

 

 

 

新型モデルMPシリーズ

 

パナソニックはHITシリーズの生産を終了した後、2021年12月受注開始となっているMPシリーズのみの取り扱いとなります。この太陽光パネルはカナディアンソーラーのOEM品で、現在のラインナップは、幅1765mm、奥行1048mmで公称最大出力370WのMP375αと、幅1424mm、奥行1048mmで公称最大出力300WのMP300αのみとなります。

 

「PERCセル構造」と「ハーフカットセル」が特長で、従来の結晶系のパネルよりも電化消失を低減することで発電量が多く得ることができるため、20%を超えるモジュール変換効率を実現しています。

 

 

 

 

それならカナディアンソーラーの太陽光パネルを買えばいいのでは?と考える方がいらっしゃると思います。確かに製品の性能や品質でみれば同じではありますが、カナディアンソーラーとパナソニックで、会社が違えば対応も異なります。私自身、販売店やメーカーの対応によってかなりお客様の満足度は変わってくると感じているので、製品は海外製でも対応は国内メーカーの方がやっぱり安心だよという方にはオススメだと思います。

 

 

 

まとめ

 

パナソニックの太陽光パネル、HITシリーズが2022年4月をもって受注を終了します。新モデルとして、カナディアンソーラーのOEMモデルであるMPシリーズが取り扱われますが、ご自宅の屋根の形状から台形モジュールが必須の方は、早めの検討をオススメします。

 

 

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