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東京電力エナジーパートナーが2月から、昼間に沸上げする家庭用ヒートポンプ給湯機「おひさまエコキュート」専用の電気料金プラン「くらし上手」の申し込み受付を開始しました。カーボンニュートラル社会の実現に向けて、各家庭でも太陽光発電した電気の自家消費量アップを促進することを目的とした料金プランです。
この料金プランの発表や、2022年は東京電力などの地域電力会社が、旧電気料金プランの実質値上げを発表するなど、2022年は「夜間電力の活用」から太陽光発電などの再生可能エネルギーをできるだけおうちで「自家消費」の方向へ一気にシフトしていきそうです。再生可能エネルギーの有効活用による環境への配慮と、電気代節約など私たちのくらしが豊かになることが両立していくとすごく嬉しいですよね!
今回は新しい電気料金プランである「くらし上手」の特長や条件を説明します。これから新築を建てられる方やおうちを購入される方、または太陽光発電やエコキュートの導入・交換を検討している方はぜひ参考にしてください。
くらし上手の対象・条件
くらし上手の対象は、東京電力の関東エリア在住のご家庭で、太陽光発電設備とおひさまエコキュート両方を持っていることが条件となります。
おひさまエコキュートとは
おひさまエコキュートとは、主に太陽光発電設備が発電する時間帯にお湯をつくる貯湯式ヒートポンプ給湯機、つまりエコキュートのことで、新しいJRA規格に対応した機種です。各メーカー2022年の春から「おひさまエコキュート」を販売開始しますので、くらし上手の申し込みを検討している方は検討中のエコキュートが対象機種かどうか確認してください。
料金プラン
料金プランは、くらし上手S、くらし上手L、くらし上手Xがあります。料金プランは、設備情報に基づき決定されます。くらし上手Sはアンペアブレーカーまたは電流を制限する計量器による10A~60Aの契約で、くらし上手Lは主開閉器の容量に応じた6kVA以上の場合の契約です。くらし上手Xはブレーカーの容量によらず、電気のご使用実績に基づき、契約の大きさを毎月決定します。
基本料金
くらし上手Sは月額2,500円、くらし上手Lは契約容量6kVAの場合は月額2,500円、7kVA~10kVAの場合は月額4,000円、10kVAを超える場合は月額4,000円に1kVA超えるごとにプラス400円となります。くらし上手Xは契約電力が4kW以下の場合は月額2,500円、5kW~8kWの場合は月額4,800円、8kWを超える場合は月額4,800円に1kW超えるごとにプラス600円となります。※口頭説明間違えています。
電力量料金
電力使用量に応じた料金は、くらし上手S、くらし上手L、くらし上手X、すべてにおいて、120kWhまで:定額2,480円/月で、120kWhから1kWhあたり20.80円です。
この料金プランの特長から、毎月、定額の2,480円に抑えたいところです。ただ、1世帯あたりの年間消費電力量の全国平均は4,500kWhで、月平均にすると380kWhです。くらし上手で定額になる120kWhに抑えるということは平均の1/3以下にしなければならないため、実際のところ、太陽光発電とエコキュートだけでなく、太陽光発電の余剰電力を蓄電池に貯めて活用する必要があると思います。
この料金プラン自体は非常にシンプルなので、太陽光発電設備とおひさまエコキュートを導入されているご家庭の方は、月々の電力使用量からくらし上手にしたときに安くなるのか高くなるのかぜひ計算してみてください。
まとめ
冒頭でもお伝えしたように、2022年から「夜間電力の活用」から「自家消費」の方向へ一気にシフトしていきそうです。これから新築を建てられる方やおうちを購入される方、太陽光発電やエコキュートの導入・交換を検討している方は「自家消費」というキーワードを参考に検討していただきたいです。
省エネ設備のことでこんなことに悩んでるという方は、いつでも質問を受け付けているので気軽に連絡ください。
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