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今回はシャープが2022年4月から発売開始した新型パワーコンディショナ「NFモデル」を紹介します！NFモデル最大の特長は、シャープが2023～2024年に発売開始を想定しているEV用コンバータを接続することで、太陽光発電、蓄電池、電気自動車の3連携制御ができるようになることです。

 

 

 

 

NFモデルは、3回路5.5kW出力の「JH-55NF3」と2回路4.0kW出力の「JH-40NF2」の2機種で、どちらも全負荷フルラインナップ対応です。専用分電盤を追加することで特定負荷にもすることができます。現在の「JH-55KT3B」と「JH-42KT2B」から少しずつ「NFモデル」へ移行されていきます。また、太陽光発電専用の「JH-55JB4」、「JH-45HB3」、「JH-40HB2」も将来的に「NFモデル」へ集約される予定となっています。

 

 

 

 

今回は、NFモデルの特長とNFモデルを選ぶときの注意点を紹介します！今後電気自動車の購入や、太陽光発電、蓄電池との連携を検討している方は候補の１つにしてみてください！

 

 

 

特長①V2Hレディ対応

 

NFモデルの特長の1つは、将来電気自動車を導入するときに、EV用コンバータを接続することで、太陽光発電、蓄電池、電気自動車の3連携制御ができるようになるところです。電気自動車は2025年度には新車販売の10%、約50万台の導入が見込まれます。それに伴い、太陽光発電と蓄電池のシステムにも電気自動車と連携するニーズが高まることが予想されます。

 

 

 

 

シャープはこのニーズに応えるために、2,3年後にはEV用コンバータ、V2Hを製品のラインナップに加える予定です。新型パワーコンディショナ「NFモデル」を中心に、太陽光発電、蓄電池に加え、後から電気自動車用のコンバータを増設することで、電気自動車への充電やおうちへの給電ができるようになります。

 

 

 

 

 

特長②入力枚数の拡張と設置環境の拡充

 

もう１つの特長は、太陽光パネルの入力枚数の拡張と設置環境の拡充されたところです。現在の「JH-42KT2B」は、太陽光パネル「NQ-254BM」を設置する場合、5枚からしか設置できないため、屋根の面積が小さい屋根に載せることができませんでした。しかし、NFモデル「JH-55NF3」は、3枚から設置することができるので、今まで載せることができなかった屋根にも太陽光パネルを載せることができるようになります。また、すべて重塩害対応になったので、海から近いおうちの方でも設置することができます。ただし、蓄電池本体は重塩害非対応なので、蓄電池本体は屋内に設置する必要があります。

 

 

 

 

注意点

 

最後にNFモデルを選ぶときの注意点を紹介します。NFモデルのパワーコンディショナと接続できる蓄電池本体の容量は、6.5kWhと9.5kWh、6.5kWhが2台の13kWhの3種類からしか選べません。シャープの蓄電池は4.2kWh～13kWhまで多くのラインナップがありますが、4.2kWhと8.4kWhは新型NFモデルに接続できませんのでご注意ください。取り扱いも今後、6.5kWhと9.5kWhの容量に絞られていくと予想されます。

 

 

 

 

 

まとめ

 

今回は、シャープの新型パワーコンディショナ「NFモデル」を紹介しました！まだ、V2Hシステムの販売は先となりますが、そのV2Hシステムを増設して、太陽光発電、蓄電池、電気自動車の3連携制御ができるようになります。現在、家庭用蓄電池の導入を検討している方も、今後電気自動車の導入を考えている方も、ぜひ候補の１つにしてみてください！

 

 

 

 

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