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今回はよくいただくお問い合わせの内容である、ニチコンのEVパワーステーションと蓄電池も設置できるトライブリッドシステムどちらを選べばいいのかについて、解説いたします。

 

EVパワーステーションとトライブリッドシステムそれぞれの基本機能やできることを簡単に解説してから、2つのシステムで大きく違う機能、そして、どちらのシステムを導入すべきなのか、その判断基準について紹介いたします。現在太陽光発電システムを導入していて、これから電気自動車の導入を検討している方は是非参考にしてください！

 

 

 

EVパワーステーションとは

 

まず、V2Hとはビークル・トゥ・ホームの略で、基本的な機能は、電力会社から供給される電力や、太陽光発電した電力を、電気自動車に充電することと、電気自動車に貯めた電力をおうちに放電、使用することです。EVパワーステーションはニチコンから発売されているV2Hの代表的な機種となります。電気自動車を非常用蓄電池として活用したり、倍速充電ができたり、夜間電力や太陽光発電の余剰電力を充電して電気代削減できることが特長です。

 

 

 

 

 

トライブリッドシステムとは

 

トライブリッドシステムとは、太陽光発電と蓄電池、V2Hの3つのシステムを組み合わせたシステムで、トライブリッドパワーコンディショナと言われる変換装置を中心としたシステム構成となっています。V2Hと同様、基本的な機能は、電力会社から供給される電力や、太陽光発電した電力を、電気自動車に充電することと、電気自動車に貯めた電力をおうちに放電、使用することです。また、電気自動車を非常用蓄電池として活用したり、倍速充電ができたり、夜間電力や太陽光発電の余剰電力を充電して電気代削減することができます。

 

 

 

 

 

2つのシステムの違い①電気自動車の使い方

 

これに加えてトライブリッドシステムでは、太陽光発電の余剰電力を充電する際に、電気自動車が自宅になくても、一旦蓄電池に充電しておいて、電気自動車で帰宅後に、蓄電池から電気自動車へで電気を移動させることができます。これがEVパワーステーションとは大きく異なる機能で、EVパワーステーションとトライブリッドシステムどちらを選ぶかを判断材料の１つです。

 

太陽光発電している時間に電気自動車が自宅にあるライフスタイルのご家庭であれば、電気自動車を太陽光発電の余剰電力を充電する蓄電池として利用することができます。しかし、太陽光発電している時間に電気自動車が自宅にないライフスタイルのご家庭であれば、蓄電池がないと太陽光発電の余剰電力を貯めて夕方以降に使うことができません。そのため、トライブリッドシステムにする方が適しています。

 

 

 

 

 

2つのシステムの違い②停電時の操作

 

もう１つ、EVパワーステーションとトライブリッドシステムどちらを選ぶかを判断材料として、停電時の操作があります。

 

EVパワーステーションは停電になると、EVパワーステーションの電源も切れて動かせなくなります。このままだと電気自動車の電気をおうちに給電することはできませんので、EVパワーステーションの電源を入れるために、電気自動車にあるシガーソケットに専用ケーブルを繋ぎます。停電時にEVパワーステーションの電源を入れる方法を知っている方がご自宅にいない場合も考えられます。EVパワーステーションを導入する場合は、ご家族みなさんに伝えておいてください。

 

一方でトライブリッドシステムは、V2Hスタンドがなければハイブリッド蓄電池と同じシステムです。つまり、停電になれば自動で蓄電池の電気へ自動で切り替わります。V2Hスタンドで電気自動車の充電や放電をしている状況であれば、自動で電気自動車から電力が供給されるようになります。よってEVパワーステーションのような操作をしたくないという方はトライブリッドシステムをオススメします。

 

 

 

 

 

まとめ

 

今回は、ニチコンEVパワーステーションとトライブリッドシステムのどちらを選ぶべきか、その判断基準について解説しました。電気自動車の日常生活での使い方や停電時の操作方法から、ご家庭にあったシステムを導入してください。また、ご家庭の状況は現在だけでなく、将来のライフスタイルの変化も考慮しながら検討するといいと思います。

 

蓄電池やV2H、トライブリッドシステムの導入でお困りの方、お問い合わせや見積もり、補助金の申請も対応しております！蓄電池やV2H、トライブリッドシステム選びでこんなことに悩んでるよ！という方は、気軽に連絡ください。

 

 

 

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