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蓄電池
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今回は、天候の変化が激しいこの季節にも、蓄電池を活用して少しでも節約したい方に向けて、蓄電池の運転モード切替による上手な節約方法を紹介します!
夏になると毎年のように線状降水帯による大雨が発生しています。その影響で、せっかく太陽光発電システムを導入しているのに、昼間に高い電気を買電しなければならなかったり、蓄電池を導入しているのにほとんど充放電できなかったりすると、高い経済効果を得ることができません。蓄電池を導入しているご家庭では、こういった天候が激しく変わる季節だけでも、翌日の天気予報にあわせて夜間電力の充電量を調整して少しでも節約したいです!
天気予報のAI機能を搭載している蓄電池を導入しているご家庭では、精度の限界はあるものの、AIが天気予報にあわせて自動で夜間電力の充電量を調整してくれるので非常に便利です。しかし、このAI機能を搭載していない蓄電池で同じように運用するとなると、充電量の設定や、充電開始時間と充電終了時間の設定を変更するために都度操作するので面倒くさいです。
今回は、天気予報のAI機能が搭載されていない蓄電池を導入しているご家庭でも、運転モードの違いを上手に利用して、蓄電池を有効活用して節約する方法を紹介します!天気予報のAI機能が搭載されている蓄電池を導入しているご家庭でも、AI機能の精度に満足できないから自分で設定したい方も是非この動画を参考にしてみてください!
蓄電池の上手な節約方法
今回はわかりやすいように、ダイヤゼブラ電機のアイビス7を例に説明いたします。OEMの長州産業のスマートPVプラスも同じ内容となります。
アイビス7には、ノーマルモード、スマートモード、節エネモード、蓄電モードの4つの運転モードがあります。各運転モードについては以前まとめた動画のURLを概要欄に載せておきますのでご確認ください。これら運転モードのうち、電気の買電量を抑えられる運転モードは、スマートモードと節エネモードです。
節エネモードは、太陽光発電の余剰電力のみを充電して、それ以外の時間帯に放電します。太陽光発電でつくった電気を家庭内で優先的に使用して自家消費量を高めて、買電量を抑えることができます。
スマートモードは、太陽光発電の余剰電力だけでなく、割安な夜間電力も充電する、1日2サイクルの運転モードです。ただし、夜間電力をたくさん充電すると翌日の太陽光発電の余剰電力を充電できる量が少なくなってしまうので、その調整には注意が必要です。
この2つの運転モードの違いは夜間電力を充電するかしないかです。
この違いを利用して、翌日が晴れや曇りの予報の場合は節エネモードにして、翌日が雨の予報の場合はスマートモードにします。スマートモードの設定は夜間電力をフル充電できるように、充電開始時間と充電終了時間を夜間電力の時間帯にして、充電レベルは10にしてください。
これにより、充電量の設定や、充電開始時間と充電終了時間の設定を都度変更する手間をなくして、運転モードを切り替えるだけで晴れ・曇りの日は太陽光発電の余剰電力をいっぱい充電して、雨の日は昼間の高い電力の買電量を抑えることができます。
もう1つ具体的な例として、HUAWEIのLUNA2000の場合は、太陽光発電の余剰電力だけを充電するグリーンモードと、夜間電力も充電するTOUモードがあります。
同じようにTOUモードの設定を、夜間電力をフル充電できるように設定しておいて、翌日が晴れ・曇りの予報の場合はグリーンモードにして、翌日が雨の予報の場合はTOUモードに切り替えるだけで蓄電池の効果を上げることができます。
まとめ
今回は、蓄電池の運転モードの違いを利用した節約方法を紹介しました!天気予報によって運転モードを切替えるだけで、蓄電池をより有効活用することができます。天候が激しく変わる時期だけでも試してみていただきたいです!ただし、設定を元に戻し忘れないように注意してください!
蓄電池の設置だけでなく、設置後も上手に使えるようアフターフォローを重視している方は、お問い合わせや見積りも受け付けていますので、気軽に連絡ください。
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