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オール電化
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今回は、日立エコキュート独自の技術「水道直圧給湯方式」について説明します!
エコキュートのデメリットの1つにガス給湯器と比べて水圧が弱いことがあげられます。お湯は毎日使うものなので、水圧が弱いことによって家事に時間がかかったり、シャワーが物足りずにストレスになったりするのは嫌ですよね。
この水圧が弱い問題を解決したのが、今回紹介する水道直圧給湯式のエコキュートです。水圧以外にも、他メーカーにはない性能があるので合わせて紹介させていただきます。エコキュートは10年~15年と長く使用する機器で、価格も高価なものなので、しっかり機能を理解したうえで、ご自宅に合った機種を検討していただきたいです。
一般的なエコキュートの水圧はガス給湯器に比べて弱いです。平均的なエコキュートの水圧は180kPaで、一般的なガス給湯器は500kPaです。ガス給湯器に比べてエコキュートは約3分の1まで減圧されてしまいます。
なぜこんなにも水圧の違いがあるかというと、給湯方法に違いがあるからです。エコキュートの給湯方法は貯湯式といって、水をタンクに一度貯めます。その際に、貯湯タンクが耐えられるように減圧を行います。
一方、ガス給湯器は、水道直圧給湯式といって、水道水の水圧をそのままにお湯の供給を行う仕組みになっています。日立の水道直圧給湯式のエコキュートは、ガス給湯器と同じ方法で給湯を行っているので、水圧が弱くなりません。
具体的に水道直圧給湯式とはどんな方法かというと、プレート式熱交換器でタンク内のお湯の熱がプレートを通じて水道水に熱を伝達し、瞬間的に加熱することによって水をお湯にします。簡単に言うと、タンクのお湯をそのまま使わずに、熱だけを利用して水道水をすぐにお湯にかえます。この方法によって水圧が弱くならず、浴室のシャワーや台所の蛇口など2ヵ所同時に給湯したり、2階以上に浴室がある場合でもパワフルなシャワーを実現したりすることが可能です。
また、この水道直圧方式には、水圧以外メリットがあります。それが、お湯がそのまま飲めたり、お湯で野菜を洗うことができたりすることです。タンクのお湯の熱だけを利用するため、タンクのお湯と混ざることなく、水質基準を満たした水質のまま給湯できます。もちろん、配管には腐食に強く汚れにくいステンレスを採用しています。
ここで注意していただきたいのは、お風呂の湯はりをするときのお湯は、水道直圧方式ではなく、一般的なエコキュートと同じようにタンクのお湯を使います。湯はりには水圧は関係なく、飲料用としても使用しないためです。蛇口やシャワーのお湯と湯はりのお湯は水質に違いがありますのでご注意ください。
まとめ
今回はエコキュートのデメリットの1つである水圧の弱さを解決できる日立の独自技術、水道直圧給湯式エコキュートについて説明しました。ガス給湯器と変わらない水圧でお湯を使いたい方、2階以上に台所やシャワーがある方にオススメのエコキュートになっています。水圧は強くないと嫌な方やご自宅の環境から、興味のある方は候補の1つとして考えてみてください!
もちろんエコキュートでこんなことに悩んでるという方や見積りも概要欄の当社ホームページやLINEから質問を受け付けているので気軽に連絡ください。
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