ブログ・YouTubeBlog & Youtube
蓄電池
↑↑画像クリックで動画再生
今回は、2023年オススメの家庭用蓄電池3機種を、オススメ理由や特長と合わせて紹介します!
前回は、2023年オススメの太陽光パネルメーカーを紹介させていただきました。ただ、太陽光発電システムだけ導入しても、そのときに消費している電力は賄えるものの夕方以降は結局、電力会社から買電しなければならないです。どの家庭でも昼間より夕方以降の電気使用量の方が圧倒的に多いため、電気代を節約するなら家庭用蓄電池の導入はセットで考える必要があります。ただ、家庭用蓄電池は決して安い買い物ではありません!だからこそ品質が高く、長く使えて、自分のこだわりにあった機種を導入したいですよね!
今回は今まで当社で販売した実績を含めて、2023年オススメの蓄電池を3機種紹介させていただきます!それぞれのメリットやデメリットも紹介しますので、これから家庭用蓄電池の導入を検討している方は、ぜひこの動画を蓄電池選びの参考にしてください。
おすすめ機種① ニチコンESS-T3
2023年オススメの家庭用蓄電池の1つ目は、ニチコンESS-T3です!この蓄電池の最大の特長はトライブリッドパワコンなので、後からV2Hを増設して太陽光発電した電力を効率よくEVに充電できるところです。
蓄電池の容量も4.9kWhと7.4kWhの蓄電池ユニットがあり、それぞれ2台まで増設することができます。4.9kWhと7.4kWhの組み合わせはできません。サイクル数は業界トップクラスの10,000サイクルで、翌日の天気予報によって夜間電力の充電量を調整してくれるAI機能や、台風が近づいて停電の可能性があるときに、大雨や暴風警報などの気象警報が出されたときに蓄電池の残量を使わずにキープしてくれるAI機能もついています。わかりやすい専用モニターもついていて、発電量から蓄電池の残量、消費電力と買電、売電量もみれて、電気の流れも確認できます。
V2Hも増設すると、システムとしてはかなり複雑となります。その分、設定項目も増えますし、こういうときどうやって動くんだろう?何が優先されるんだろう?という疑問がたくさん出てくる機種でもあります。高価な買い物ですので、導入を検討する際はそういった疑問をしっかり解決してからをオススメいたします。
おすすめ機種② HUAWEI LUNA2000
2023年オススメの家庭用蓄電池の2つ目は、HUAWEIのLUNA2000です!
この蓄電池は基本性能が高く、サイクル数は業界トップクラスの12,000サイクルで、設置できる環境も-20℃からと、冬場-10℃になる地域にも設置できることがメリットです。個人的には、蓄電池の専用アプリのモニタリング画面がわかりやすくてオススメです。このように発電量から蓄電池の残量、消費電力と買電、売電量もみれて、電気の流れも確認できます。
また、発電した電気をどれくらい自家消費したのか売電したのか、消費電力のうち、太陽光発電した電力と買電した電力の割合もこのように確認できるため、この蓄電池を設置した方からは節電意識が高くなったというコメントを多くいただいています。ただ、モニタリングの情報はリアルタイムではなく、一度メーカーのサーバーへ蓄積されたデータで、20,30分前のデータが表示されます。
これらのデータはお客様だけでなく、販売店もお客様と同じように遠隔で確認できるため、不具合があったときの情報共有が早いこともメリットです。ただ、設定変更をお客様自身ですることはできません。管理者アカウントをもった設置業者や販売店しか設定変更をすることが基本的にはできないため、アフターフォローをしっかりしてくれる販売店と契約する必要があります。
デメリットをあげると、LUNA2000のハイブリッドパワコンはMPPTと呼ばれる回路数が2つだけなので、寄棟などで太陽光パネルが東、南、西の3面以上に設置する場合は接続することができません。2方向までの屋根に限定されてしまいます。また、ハイブリッドパワコンの出力が4.95kWなので、接続できる太陽光パネルの容量も約7kWまでとなります。10kW近い太陽光発電システムを設置する、設置している場合は、同じハイブリッドパワコンをもう1台設置する必要があります。その他に、HUAWEI LUNA2000はニチコンと同様に、天気予報や気象警報と連携するAI機能が後から搭載する予定でしたが、2023年3月現在はまだ搭載されていません。
おすすめ機種③ オムロンマルチ蓄電プラットフォーム
2023年オススメの家庭用蓄電池の3つ目は、オムロンのマルチ蓄電プラットフォームです!OEM品である長州産業のスマートPVマルチもオススメです!
この蓄電池は、パワコン類の組み合わせによって、特定負荷対応単機能タイプ、特定負荷対応ハイブリッドタイプ、全負荷対応ハイブリッドタイプに変更できるところが最大の特長です。
太陽光発電を導入したばっかりだけど、最近の電気代の高騰で、発電した電力を売電ではなく蓄電池へ充電して夕方以降にも使いたい方は、ハイブリッドタイプの蓄電池を導入するとまだまだ使える太陽光発電用のパワコンを取り外すこととなるためもったいないですし、太陽光発電システムの保証も切れてしまうこともあります。そういった場合は、蓄電池用のパワコンと蓄電池ユニットだけの単機能タイプを先に導入しておいて、太陽光発電システム設置から10年経ったら、太陽光発電用のパワコンが交換時期を迎えるので、PVユニットやトランスユニットを追加してハイブリッドタイプすることができます。
このPVユニットがパワコンの前段に入っていることによって、古いパネルでPIDリスクのある太陽光パネルでも接続できるため、幅広い太陽光パネルと組み合わせできるのもメリットの1つです。ただ、全負荷ハイブリッドタイプにすると、蓄電池ユニットの他にPVユニット、パワコン、トランスユニットの3つが外壁に取り付けられるため、そこそこな存在感があることが景観を気にする方にとってはデメリットの1つかなと思います。
もちろん、サイクル数は業界トップクラスの11,000サイクルで、翌日の天気予報によって夜間電力の充電量を調整してくれるAI機能や、台風が近づいて停電の可能性があるときに、大雨や暴風警報などの気象警報が出されたときに蓄電池の残量を使わずにキープしてくれるAI機能もついています。また、HUAWEIのLUNA2000と同様に、お客様の発電量や蓄電量、消費電力量、エラーなどの情報を販売店が遠隔で監視したり、設定も遠隔で変更したりできるため、不具合時の情報共有が早く、お客様の状況によって迅速に設定変更をサポートすることができます。お客様自身でも設定変更できます。
デメリットをあげるなら、ゲートウェイと呼ばれる機器で簡易的に発電量や蓄電残量などをリアルタイムで確認できますが、基本的にはスマホやタブレット、パソコンの専用サイトでモニタリングすることとなります。そのデータは一度メーカーのサーバーで蓄積されたデータで、20,30分前のデータが表示されるところです。専用のモニターはありません。また、ハイブリッドパワコンの出力は5.9kWなので、約8kWよりも大きい容量の太陽光パネルを設置している場合は、すべてを接続することができないため、太陽光発電用の4kW出力のパワコン1台が別で必要となります。
蓄電池の容量は6.5kWh、9.8kWh、16.4kWhから選ぶことができますが、先ほどの2機種と違い増設はできないので、将来のライフスタイルの変化も考慮しながら容量を選ぶ必要があります。
まとめ
今回は今まで当社で販売した実績を含めて、2023年オススメの蓄電池を3機種紹介させていただきました!それぞれのメリットやデメリットも紹介しましたので、品質が高く、長く使えて、自分のこだわりにあった蓄電池を選ぶ際の参考に少しでもなれば嬉しいです!
ライフスタイルにあった機種の提案や電気料金プランの紹介など、トータルサポートも実施しています。蓄電池選びで困っていることや当社へご興味のある方は、気軽に連絡ください。
お問い合わせはこちら