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太陽光発電

【高効率N型太陽光パネル】カナディアンソーラーCS6.2シリーズの仕様や性能を旧型と比較しながら解説

 

 

今回は、カナディアンソーラーから新しく発売される太陽光パネルCS6.2シリーズの仕様や性能について解説していきます!

 

この太陽光パネルの最大の特長は、長方形N型TOPConセルを採用してところです!「N型」と言えば、あれ?どこかで聞いたことがあるような…と思った方、いますよね?そうです!こちらのハンファジャパンRe.RISEの紹介動画でもお伝えしたように、ハンファジャパンがN型TOPConセルのQセルズシリーズQ.TRONの日本市場向けの販売を終了し、P型のRe.RISEの販売のみになったことが大きな話題となっていました。N型の太陽光パネルにこだわりがある方には、今回紹介するカナディアンソーラーのCS6.2シリーズをおすすめさせていただきたいのでぜひ最後までご視聴ください!

 

 

 

 

 

販売スケジュール

 

 

最初にカナディアンソーラーCS6.2シリーズの販売スケジュールについて説明します。CS6.2シリーズは、2024年10月から設計と見積もり、受注の受付が開始されます。2025年1月末から出荷が開始される予定です。

 

 

 

 

また、この新しいシリーズの発売にあわせて、現行の410W、300W、270WであるCS6Rシリーズは販売を終了いたします。最終納品時期は 2025年3月頃を予定しており、注文は在庫が無くなり次第、締め切りとなります。現在、カナディアンソーラーの太陽光発電の導入をご検討中の方はこちらのスケジュールに注意してください。今回は新しく発売するCS6.2シリーズを、販売終了するCS6Rシリーズと比較する形で紹介いたします。

 

 

 

ラインナップ

 

まず、CS6.2シリーズのラインナップについて紹介いたします。CS6.2シリーズは、450W、335W、300Wの3種類のパネルをラインナップしています。パネルサイズ1762mm×1134mmの450Wの太陽光パネルを基準として、縦の1134mmの長さに合わせた太陽光パネルが335W、横の1762mmの長さに合わせた太陽光パネルが300Wとなります。現行のCS6Rシリーズと比較すると横の長さはそのままですが、縦の長さが若干変わっています。

 

3種類の太陽光パネルを組み合わせることで、屋根の形状やサイズに合わせて最適な配置ができるのが大きな魅力です。特に、日本の住宅においては屋根の形状が多様であるため、こうした柔軟な対応力は大きなメリットとなります。

 

 

 

 

モジュール変換効率とN型

 

CS6.2シリーズの特長の1つは、高いモジュール変換効率です。変換効率とは、太陽の光エネルギーをどれだけの電気エネルギーに変換できるかを表す指標です。CS6.2シリーズの太陽光パネルはそれぞれ、22.5%、22.1%、22.2%とすべて22%を超える高効率な太陽光パネルです。この高い変換効率を実現している技術が、長方形N型TOPConセルです。これにより現行住宅シリーズに比べ飛躍的に製品出力および変換効率を向上させるだけでなく、モジュールサイズの増加は最小限に抑えられています。さらに、温度係数、保証条件なども現行住宅シリーズから改善されています。

 

 

 

 

 

温度係数

 

太陽光パネルの「温度係数」とは、パネルの発電性能が温度変化によってどの程度影響を受けるかを示す数値です。これ、意外と知られていないんですが、太陽光パネルって暑くなると発電効率が落ちてしまうんです!実際に太陽光発電を導入された方ならわかると思いますが、7,8月の発電量よりも4,5月の発電量の方が多いんです!通常、太陽光パネルは高温になると効率が下がり、その変化の割合を温度係数で表します。温度係数は太陽光パネルの選定において重要な要素の一つで、温度が高くなる環境では、温度係数が小さいパネルほど高性能です。

 

現行のCS6Rシリーズの温度係数は、1℃あたり-0.34%です。これは、パネルの温度が1℃上昇すると、発電効率が0.34%低下することを指します。25℃を基準に計算されるため、気温や太陽の熱によって太陽光パネルが50℃に達すると発電量が8.5%ほど減少する可能性があります。CS6.2シリーズの温度係数は1℃あたり-0.29%ですので、0.5%向上しています。これにより、夏の暑い日も安心して発電できます!

 

 

 

保証期間と出力条件

 

次に、保証期間と出力保証について紹介いたします。CS6.2シリーズは、25年、ではなく!30年の出力保証が付いています!プラス5年延長されました!マキシオンの40年まではいきませんが、これに次いで日本市場の太陽光パネルで30年の出力保証があるのは、私の知る限りDMMの太陽光パネルとこのCS6.2シリーズのみです。

 

また、出力保証の期間だけでなく、その条件も変わっています。CS6Rシリーズは、発電出力を初年度は99%、2年目以降は年間-0.55%保証していますが、CS6.2シリーズは、発電出力を初年度は99%、2年目以降は年間-0.4%保証します。経年劣化が大幅に向上したことがわかります!これにより太陽光パネルの生涯発電量も向上します。

 

 

 

 

 

まとめ

 

今回ご紹介したカナディアンソーラーのCS6.2シリーズ、どうでしたか?高効率で耐久性の高いN型TOPConセルを採用し、温度係数や出力保証も大幅に改善された非常に魅力的な製品です。

 

特に、屋根の形状に合わせた柔軟な配置が可能な点や、30年という長期出力保証は、将来の電力コスト削減にも大きく貢献するでしょう。太陽光発電を検討中の方にとって、ぜひ選択肢に入れていただきたいシリーズです。興味がある方は、ぜひ当社までお問い合わせください!

 

 

 

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