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V2H

太陽光発電

【燃費と電費を比較】たった1枚の太陽光パネルでEV(電気自動車)の燃料代がゼロに!?

 

 

「車は移動に使うもの。」そう思っていませんか?実は、これからの時代は 車で電気代を節約することができるんです!「車で電気代を節約と」聞くと、いつも当社ユーニヴァース・チャンネルをご覧になっている方は、「V2Hを使ってEVの電気をおうちで使うんでしょ?」と思うかもしれません!

 

ですが、今回は違います!太陽光発電を導入している方なら、EVに充電してそのまま走るだけで、十分な経済効果があります!今回は、EVの燃料費とガソリン車の燃料費を比較し、太陽光発電を活用することで、いかに大きな節約が可能かをわかりやすく解説します!

 

 

 

EVの「電費」って何?

 

まず、「電費」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ガソリン車には「燃費」という概念がありますよね。例えば、トヨタのヤリスは、自動車の燃費を測定する国際的な試験方法「WLTCモード」の場合、1リットルのガソリンで約20km走ります。

 

一方で、EVの場合は「電費」という考え方があります。日産のサクラは、1kWhの電気で約9km走ることができます。つまり、ガソリン車では「1Lのガソリンでどれくらい走れるか?」を考えますが、EVでは「1kWhの電気でどれくらい走れるか?」がポイントになるわけです。この違いを理解しておくと、EVとガソリン車のコストを正しく比較できるようになります。

 

 

 

 

ガソリン車 vs EVの年間コスト比較

 

では、実際にガソリン車とEVでどれくらいコストが違うのかを見ていきましょう。例えば、1日10km弱、車を利用するとして、年間の走行距離を3,000kmとします。まず、トヨタのヤリスの場合を考えてみます。ヤリスの燃費は約20km/Lです。3,000kmを走るためには、3,000km ÷ 20km/L で、150Lのガソリンが必要になります。そして、ガソリン代を1リットル180円とすると、150L × 180円/Lで、年間の燃料費は約27,000円かかる計算になります。

 

では、日産のサクラではどうでしょうか?サクラの電費は9km/kWhです。3,000kmを走るためには、3,000km ÷ 9km/kWhで、333kWhの電力が必要になります。電気代は東京電力の従量電灯Bの36.4円/kWhを基準に、再エネ賦課金の約4円/kWhを含めた約40円/kWhとすると、333kWh × 40円/kWhで、年間の電気代は約13,300円です。つまり、EVに乗り換えるだけで、年間約13,680円の節約ができる計算になります。年間3,000km以上走るなら、さらに節約効果は高くなります。

 

さらに、ここに太陽光発電を活用すれば、もっとお得になります!

 

 

 

 

太陽光発電を活用するとさらにお得

 

「EVの電気代はゼロにできる」と聞いても、具体的にどういうことなのかピンとこない方もいるかもしれません。ちなみに、EVを年間3,000km走らせるために必要な電力量は、何kWの太陽光パネルが必要だと思いますか?実は、EVを年間3,000km走らせるために必要な電力量は、たった1枚の太陽光パネルでまかなえてしまうんです!

 

最近の太陽光パネルは300W~450Wと高出力なものが主流になっています。例えば、300Wのパネル1枚で年間約360kWhの電力を発電できます。これは、日産サクラが3,000km走行するのに必要な電力333kWhをほぼカバーできる計算になります。つまり、太陽光パネル1枚あれば、EVの充電にかかる電気代をゼロにできるということです。EVを充電するために買電する必要がないので、電力会社からの請求が減り、ガソリン車と比べても圧倒的なコスト削減が可能になります。

 

もちろん、売電するよりも自家消費するほうが経済的にメリットは大きいです。固定価格買取制度FIT終了して、売電単価が10円/kWhだとすると、333kWhを売電しても3,330円にしかなりません。しかし、この電力をEVに充電して使えば、ガソリン代27,000円分の節約につながります。売電と自家消費、どちらが得かは一目瞭然ですよね。

 

 

 

 

さらにV2Hを組み合わせるとメリット増大

 

ここまでで、太陽光発電を活用すればEVの充電にかかる電気代をゼロにできる、という話をしました。では、もしこれにV2Hを組み合わせたらどうなるでしょうか?

 

V2Hとは、EVのバッテリーに貯めた電気を自宅で使うしくみのことです。日中、太陽光発電の電気をEVに充電し、その電気を夜に家庭に戻して使うことで、電力会社からの買電をさらに減らすことができます。例えば、太陽光発電が発電しない夕方以降にEVから家に電気を供給することで、家全体の電気代を大幅に削減できます。つまり、EVが単なる移動手段ではなく、家庭用蓄電池のような役割も果たします。

 

 

 

 

さらに、V2Hにはもう一つ大きなメリットがあります。それは、災害時の非常用電源として活用できることです。停電が発生した際でも、EVに蓄えた電力を使って家の電気をまかなうことができます。特にバッテリー容量の大きいEVなら、1台で家庭の電力を数日間支えることも可能です。とはいえ、V2Hを導入しなくても、EVに充電してそのまま走るだけでも十分な経済効果があります。まずは太陽光発電とEVの組み合わせでどれくらいお得になるかを実感していただき、そのうえでV2Hを検討するのも良い選択肢だと思います。

 

 

 

 

まとめ

 

今回お話ししたように、EVに乗り換えるだけで、年間3,000km走行する場合には、約13,680円の燃料費を節約することができます。そして、太陽光パネル1枚を活用すれば、EVの充電にかかる電気代すらゼロにすることが可能です。

 

さらに、売電するよりも自家消費したほうが圧倒的にお得になります。売電単価10円/kWhで電気を売るよりも、EVに充電して使うことで、ガソリン代の約27,000円分を節約できます。つまり、太陽光発電とEVを組み合わせるだけで、年間27,000円もの節約が可能になります。皆さんは、もしガソリン代がゼロになったら、その分の節約したお金を何に使いますか?

 

もちろん、太陽光パネルや蓄電池、V2Hの設置だけでなく、設置後も上手に使えるようアフターフォローを重視している方は、見積りも受け付けていますので、お気軽に連絡ください。

 

 

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