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オール電化
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今回は、実はまだエコキュートを導入してない、ガス給湯器や電気温水器を使用中の方に向けて、エコキュートのメリット、デメリットについて説明します!
年々上がり続ける光熱費を削減するために、安い夜間電力を利用したり、ご自宅の太陽光発電を活用したりするために、エコキュートの導入を検討している方が多いです。エコキュートは電気代削減効果が高い住宅用省エネ設備の1つですが、エコキュートを設置して良かったという声も多くあれば、逆に後悔するケースもあるようです。現在、ガス給湯器や電気温水器を使用中で、エコキュートの購入を検討中の方は、是非参考にしてください!
エコキュートのメリット
メリット①光熱費が安くなる
エコキュートにかかる光熱費は、容量460L、 4人家族のご家庭でご使用の場合、月平均約2,500円です。年間にすると30,000円です。10年間でみれば、300,000円という計算になります。
一方、ガス給湯器は都市ガスを使用した場合の給湯にかかる光熱費の月平均は約6,000円で、年間にすると72,000円です。10年間でみれば720,000円という計算になります。都市ガスよりも料金の高いプロパンガスだとさらに高くなります。エコキュートとガス給湯器をそれぞれ10年間使用した場合の差額は420,000円となります。
また、電気温水器と比べた場合でも、電気温水器の給湯にかかる光熱費の月平均は約8,000円で、年間にすると96,000円です。10年間でみれば960,000円という計算になります。エコキュートと電気温水器をそれぞれ10年間使用した場合の差額は660,000円となります。
なぜ、エコキュートの光熱費がこんなに安くなるかというと、エアコンと同じヒートポンプ方式というしくみを利用しているからです。ヒートポンプ方式とは、空気の熱を使う方式です。大気中にある熱を圧縮することで、30、40℃の気体からでも90度以上の熱を作ることができます。その熱を水に伝えることでお湯をつくります。
それに比べて一般的なガス給湯器は燃料のガスだけでなく、給湯器自体を動かす電気も必要です。また、電気温水器では、電気だけを使用してお湯をつくるため、エコキュートより光熱費が高くなります。
メリット②非常時にタンク内のお湯を使える
災害時にエコキュートの貯湯タンク内にお湯が溜まっていれば、備え付けの非常用水詮からお湯を取り出すことができます。ただし、エコキュートのお湯は、水道法の水質基準から、飲料用や調理用としては利用できませんので、ご注意ください。雑用水としてご利用ください。
エコキュートのデメリット
デメリット①設備費用が高い
エコキュートで電気代を削減できるものの、ガス給湯器や電気温水器と比較して設備費用が高くなります。そのため、エコキュートに関わらず、どの給湯器を選ぶにしても、設備費用とランニングコストのトータルで考えることが重要です。
デメリット②お湯切れの不安がある
エコキュートは貯湯タンクに貯まっているお湯と水を混ぜて適温にしてお風呂などに給湯します。そのため、貯湯タンク内のお湯が無くなってしまうと水しか出てこなくなってしまいます。最近は湯切れ防止機能もついているので、お湯切れすることはほとんどありませんが、湯切れしないようにお湯をつくる時間によっては昼間の高い電気を買うこともあります。湯切れや高い電気を買うのを防ぐためにも、適切な容量のエコキュートを選びましょう。
デメリット③設置スペースが必要
エコキュートは、エアコンの室外機のようなヒートポンプユニットと、貯湯タンクで構成されています。設置のためにはそれなりのスペースが必要になります。また、それらを搬入する経路の確保も考慮する必要があります。最初にエコキュートを設置した時は問題が無かったものの、お隣に家が建ったなどで、設置したエコキュートを交換する際に、クレーンが必要になって余計に費用が掛かってしまうこともあります。そのため、交換するときのことも考慮してエコキュートを設置場所を選ぶ必要があります。
まとめ
今回はエコキュートのメリット、デメリットについて説明させていただきました。設備費用が高かったり、設置スペースが必要になったりするなど、デメリットはあるものの、電気代削減や災害対策などを考えたら今後購入を考える価値はあると思います。現在エコキュートの導入を検討している方はこれらメリットとデメリットを理解していただきたいです!
エコキュートを設置するだけでなく、もっと節約できるアドバイスやアフターサポートにこだわりのある方は、気軽に連絡ください。
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