ブログ・YouTubeBlog & Youtube

ブログ・YouTube Blog & Youtube
YouTube

オール電化

【2025年エコキュート補助金】給湯省エネ補助金の対象機種と補助金額一覧も公開

 

 

今回は最大17万円の補助金を受けることができる、2025年「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」について、内容をエコキュートに絞って、こちらの順序で説明いたします!補助金事業名が長いので、動画内では「2025年版給湯省エネ事業」とします。

 

この補助事業は、2023年から続く、3年目の補助事業で、消費者等による高効率給湯器の導入を促進する取り組みに係る設備の導入に要する経費の一部を補助する事業となっています。

 

 

 

補助金事業の目的

 

給湯省エネ事業の目的は、家庭のエネルギー消費で約3割という大きな割合を占める給湯分野について、高効率給湯器の導入支援を行い、その普及拡大により、「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成に寄与することを目的とする事業です。

 

難しいことを言いましたが、つまり日本で主要となっている火力発電に必要な燃料費が高騰している今、電気を節約できる高効率な給湯器をつけて電気代節約に協力してくれるなら、国が補助金を出します。ということです。

 

 

 

補助対象機種

 

対象となる機種は、エコキュートのうち、エネルギー消費効率が2025年度の⽬標基準値以上である高効率なエコキュートです。目安として、貯湯容量が320L~550Lの場合は、エネルギー消費効率が3.5以上の製品が対象と考えてください。

 

具体的には、給湯省エネ2025事業のサイトに「補助対象製品の検索」がありますので、そちらから希望機種の型式を入力して、対象機種であるか、また補助金額をいくら受けることができるのか確認してください。

 

 

 

補助金額

 

「2025年給湯省エネ事業」全体の予算案額は580億円です。気になる補助金額は、エコキュートを1台に対して基本額6万円です。2024年の基本額は8万円だったため減額されました。

 

ただ、ご自宅のルーターと接続するために、台所リモコンを無線LAN内蔵の機種にした場合の増額A要件を満たしていると、1台に対して10万円の補助金を受けることができます。これは2024年のA要件の補助金額と変わりません。また、補助要件下限の機種と比べて、5%以上CO2排出量が少ない機種、つまり、各メーカーで省エネ性能が高い上位機種の場合やおひさまエコキュートの場合、増額B条件を満たしていると、1台に対して12万円の補助金を受けることができます。これも2024年のB要件の補助金額と変わりません。さらに、A要件とB要件をともに満たしている場合、1台に対して13万円の補助金を受けることができます。これも2024年の補助金額と変わりません。

 

 

また、補助対象機種のエコキュートの導入と併せて、既設の電気温水器を撤去する場合、つまり、電気温水器から補助金対象のエコキュートへ交換する場合、4万円の撤去費用の補助が追加されます。これは2024年の5万円から減額されました。よって、A要件、B要件ともに満たしたエコキュートを電気温水器から交換する場合は、最大17万円の補助金を受けることができます!

 

 

 

 

では、主要メーカーの対象機種と補助金額の一覧を確認します。まず三菱です。三菱のエコキュートで増額A要件を満たすためには、台所リモコンを無線LAN内蔵の型式の最後に「-T」がついたものを設置する必要があります。

 

 

 

 

次にパナソニックです。パナソニックのエコキュートは、すべての機種の台所リモコンに無線LANが内蔵されています。

 

 

 

 

次にダイキンです。ダイキンのエコキュートも、すべての機種の台所リモコンに無線LANが内蔵されています。

 

 

 

 

次に日立です。日立のエコキュートで増額A要件を満たすためには、台所リモコンを無線LAN内蔵の型式の最後に「-T」がついたものを設置する必要があります。

 

 

 

 

次にコロナです。コロナのエコキュートで増額A要件を満たすためには、台所リモコンを無線LAN内蔵の「RBP-GADW」を設置する必要があります。

 

 

 

 

 

補助金事業の流れ

 

次に補助金事業の流れについて説明します。こちらはまだ詳細が決まっていないところが多く、内容が変更される可能性がありますのでご注意ください。

 

まず、補助金の申請は、補助事業の事業者登録をしている工事施工業者や販売会社が申請手続きをします。お客様個人では申請することができません。よって、補助金事業の登録事業者へ問い合わせをして、見積りの際に「給湯省エネ事業」の補助金を活用したいとしっかりと伝えてください。

 

交付申請開始日はまだ決まっていませんが、2024年11月22日以降に工事等に着手したものが対象となります。期間内でも予算案580億円に達した場合はその時点で終了となります。交付申請と実績報告は販売店や工事施工業者が行い、補助金の入金は申請したそれら販売店、工事施工業者の口座へ入金されます。

 

ですので、申請した販売店や工事施工業者は、補助金の入金後にお客様の口座へ入金する方法をとるか、請求の段階で補助金額を値引きする方法をとることができます。これらの還元方法については、販売てや工事施工業者へあらかじめ確認することをおすすめいたします。

 

 

 

 

 

注意点

 

注意点として、「2025年給湯省エネ事業」も2024年と同様に、どの業者でも補助金の申請をすることができるわけではなく、「住宅省エネ支援事業」に登録している事業者しか申請することができないことです。

 

この補助金の活用を前提とする場合は、見積りの際に「住宅省エネ支援事業」の登録事業であるか、補助金を申請できる事業者であるかご確認ください。または、給湯省エネ事業のサイトの「給湯省エネ事業者の検索」からお近くの販売店を探したり、購入を検討している販売店が登録されているのか確認してみてください。また、他の補助金との併用については、原則として、本事業と補助対象となる給湯器について、国の他の補助制度との併用はできません。

 

例えば、新築住宅を建てられる際に、子育てグリーン住宅支援事業による支援を受けた場合、子育てグリーン住宅支援事業では給湯器も含めた新築住宅について補助しているため、本補助金の併用はできませんのでご注意ください。そして、最後の注意点がエコキュートの品薄が良予想されることです。特に2024年は三菱製エコキュートの無線LANを内蔵したリモコンが品薄になり1か月以上納期がかかることがありました。

 

太陽光発電利用による増額を検討している方は早めに決断することをおすすめします。この動画を2025年11月以降に視聴されている方は、補助金を受ける年内に工事を完了できるかご確認ください。

 

 

まとめ

 

今回は、「2025年給湯省エネ事業」について、エコキュートの内容に絞って説明させていただきました。これからエコキュートを交換する予定の方、特に現在電気温水器を使用中の方は最大17万円の補助金を受けるチャンスですので、是非活用していただきたいです!

 

もちろん、当社も今回の「2025年給湯省エネ事業」の登録事業者ですので、ちょうどエコキュートの導入を検討中の方は、お気軽に連絡ください。

 

 

お問い合わせはこちら